ドライアイとは、乾燥によって目が疲れる、重い、ゴロゴロする、赤くなりやすいといった症状が起こる病気です。 目が「肌荒れをしたような状態」ともいえます。 最近よくいわれるドライアイの要因の一つに、VDT作業が挙げられます。 パソコンなどの画面を長時間見続ける作業によって、目などに影響を及ぼすことが「VDT症候群」と呼ばれ、企業などでも注目されるようになってきました。 その一環として、健康診断でVDT健診を行うところもあります。 長時間パソコンやテレビゲームなどの画面をじっと見ていると、まばたきの回数が減少して涙が蒸発してしまいます。 普段のまばたきの平均回数は1分間に20回くらいですが、読書時には1分間に10回くらいになり、パソコン作業時は1分間に5回と激減します 図-1。 VDT作業をしている時は、非常に目が乾きやすい環境になっていることが分かります。 また涙の分泌が正常であったとしても、蒸発する量が多すぎると乾くため、これがドライアイを引き起こすこともあります。 目は外界に接しているため、常にほこりが入る可能性があります。 この状態が続くと目の表面が傷だらけになるので、涙が目の表面に入ったほこりを洗い流し、殺菌をしています。 また、涙は目の表面を滑らかにして物がきれいに見えるようにする働きもあります。 しかし、長時間パソコンを使う人が幅広い年代に増えてきている上に、年齢が上がると涙の分泌が減少することもあり、ドライアイの症状を訴える人がますます増えています。 乾燥した目は表面が傷つきやすい状態となるため、角膜や結膜の健康が損なわれるので、人工涙液の点眼が必要になります。 このような時、ただでさえ乾燥している目に防腐剤が含まれた点眼薬をさすと、乾いた後に防腐剤が残ってしまい、かえって症状が悪化してしまうことになります。 点眼薬は、防腐剤の有無にも注意しなければなりません。 今は、予防のためにサプリメントが注目されています。 アメリカの研究では、一方の目だけに加齢黄斑変性があったり、両目にその前段階の病変のあったりする患者様を中心に、5年間サプリメントの効果を調べました。 サプリメントを飲んだ人は、飲んでいない人よりも加齢黄斑変性の発症率が少なく、病気の進行も25%抑えられたという報告があります。 最近では、ルテイン・ゼアキサンチンやオメガ3も効果が期待されており、特にルテインは注目されています。 ルテインとは、力ロテノイドの一種で視細胞が最も集まっている黄斑部分に存在し、体内で生合成できないために外部から取り込まなければいけません。 ほうれん草やケールなどの食べ物から摂取できますが、多くの量が必要になるため、ルテイン配合のサプリメントで補うことも一つの手段です。 アメリカの研究においても、ルテインの摂取により加齢黄斑変性の発症率の減少が見られました。 黄斑部にあるルテインは、抗酸化作用やブルーライトの光を吸収するフィルターとなって私たちの目を守っています。 このルテインを配合した「サンテ ルタックス」という商品が参天製薬から発売されています。
次のまばたきの回数や多さは緊張感を表す 片思い中の女性が好きな男性を見つめる時に、瞬きが増えたり、逆にゆっくりになったりすることがある。 心理的には動揺していたり緊張感がある状態と言える。 男女のカップルが恋人を見つめている時は まばたきの回数や頻度が自然と少なくなり、できるだけ長時間相手の瞳を見つめようとする。 瞬きの瞬間のしぐさを観察するのは難しいしなかなか気づかないかもしれませんが、 好意を持っている相手を前にすると、まばたきが通常より増えたり減ったりするので、それが脈ありサインだと 判る場合も稀に存在する。 ・記者会見時のまばたきに心理が表れる 政治家や議員さん、不祥事を起こした役員、社長などがテレビで記者会見をする時、 その人がどれだけ緊張感や焦りを感じているのかがまばたきでわかります。 緊張している人は、話している時に異常にまばたきの回数が増えます。 アメリカの心理学者がまばたきに関する実験をしている。 とある新人教師とベテラン教師にスピーチをしてもらい、 その時のまばたきの回数を調べるという単純なもの。 通常まばたきは一分間に約20回ですが、新人議員はその3倍の60回まばたきをしたという結果でした。 つまり、まばたきが異常に増える時は、不安や緊張、何か隠し事をしていたり嘘をついている時などに現れる しぐさ、態度です。 逆にまばたきを止めたり、目線を上に泳がせるようにしている時は、 何かを考え中であり、悩んでいるというサインです。 また、活発で野心家、攻撃的な性格の人は、瞬きが普通の人より多い傾向があるなどの個人差も多少あります。
次のではこのようなチック症でありますが、どのような事が原因となっているのでしょうか? チック症の原因とは? チック症は子供から大人まで幅広く発症する事がありますが、子供のチック症が慢性的になって大人になってもチック症である場合があります。 チックは一種の癖であり、乳幼少期(3~4歳)から学童期(7~8歳)にかけて、心と体の成長と発達の過程によって 一過性、発達性として多くの子供に発症する症状でありますが、これが慢性的になってしまうと チック症となってしまうのです。 また重病になると、 トゥレット症候群と呼ばれて、慢性多発的に症状が繰り返されるようになります。 このような重度のチック症の場合は、精神的ストレスが原因である場合があり、学童、思春期に発生する場合が多いのです。 原因は他にもあり、 このような事が原因の場合もあるのです。 また大人になってからのチックの場合は、やはりストレスが原因であると考えられています。 特に子供の頃にチックであった方が、社会に出て強いストレスを抱えてしまうと精神的に自律神経が崩れてしまい、 大人になってチックが再発される場合が多いのです。 大人のチック症もやはり子供と同じ症状であり、『体のチック』と『音声チック』の症状が再発されます。 チック症を治すには? チック症は一過性である事が多いので、いずれ治る場合がほとんどであります。 子供のチック症になる割合は10人に1~2人とされているので、比較的多くの子供がチック症になる可能性があります。 そのため、チック症になってもいずれ治ってしまう症状であるという気持ちを持ち、家族と一緒に上手く付き合っていく事が大切なのです。 『病は気から』という言葉がまさにマッチするこの症状は、病気とは決して思わずに、 『生まれつき一時的に起こってしまう症状なのだ。 だから今はしかたがない。 』と自らが受け入れて気にせずにいつも通りの生活をしていればいずれ治るのです。 実際に一過性なので、1年ぐらいで症状はなくなります。 逆に極度に不安に思ったり、心配してしまったり、自分のせいや周りのせいにしてしまったりしてしまうと気持ちが不安定になってきます。 そして『病は気から』の言葉通り、治るものも治らなくなってしまい、慢性化してしまい「トゥレット症候群」といった重い症状になってしまい長く症状が続いてしまいます。 スポンサーリンク 大人のチックは治りづらい? 大人になって、再発してしまうケースとして、ストレスが大きく関係している事は先程もお伝えしました。 子供のチックが大人になって再発してしまうと、子供のように気づいたらチックの症状など忘れて治っていた!といったように自然に上手く治すことが難しくなるのです。 大人になると、不安に不安が重なり、チリも積もって山となってしまい、 チック症がさらなるストレスの原因となって、他の精神的な病気を生み出してしまう可能性だってあるのです。 その為、まずはチック症になったら、ストレスを溜めないように、規則正しい生活を送り、社内では快適な環境作りを心掛けて、常日頃から趣味などの時間を作り、リラックス感を自分に与える事が大切です。 そうする事によって、 大人のチック症も気がついたら治っていたなんて事もあります。 慢性的なストレスに悩まされて自分ではどうしようもない場合は、心療内科や精神科に行き診察してもらうのも良いでしょう。 誰にも言えないような、精神的な症状やストレスは一人で抱え込まず、親友や家族、医師など、誰でもいいのでまずは恥ずかしがらすに相談して見ましょう。 相談するだけで、気持ちが楽になってスッキリしたりするものです。 歯科用のマウスピースによるチック、トゥレットの診察・治療が日本でも開始されました。 興味ある方は、是非下記の歯科医院に電話してみてください。 ビートたけしさんや石原慎太郎さんはチック症であると言われています。 テレビで頻繁に見かける大御所のビートたけしさんもチック症であると思うと、少しは気が楽になりませんか? どんなに素晴らしい人や偉人でもストレスを抱えていますし、悩みだって生きていれば一つや二つあります。 また大人のチックに関しても現代のストレスが主な原因であり、ストレスによって子供のチックが再発したり、慢性化した状態になっていますので、やはりチック症を治すと考えるよりも ストレスを抱えない生活と環境作りを整えて、『チックは心配することなどではないので不安に思わない。 』といった気持ちが大切です。 また精神的に生活や仕事に支障をきたすストレスを抱えている場合は、恥ずかしがらずに心療内科や精神科へ行って相談して見ましょう。
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