閉塞 隅 角 緑内障。 緑内障の2タイプ、「閉塞型」と「開放型」:緑内障:日経Gooday(グッデイ)

緑内障のタイプによってどんな特徴があるのですか?

閉塞 隅 角 緑内障

白土城照医師 四谷しらと眼科(東京都新宿区)院長 Q 視力は両眼とも1. 0以上なのですが、1年ほど前からパソコンの文字に焦点が合わないことが多く、目の痛み、頭痛、吐き気などが時々ありました。 老眼かと思って眼科で検査をしてもらったところ、「原発閉塞隅角緑内障」と診断され、レーザー治療を勧められました。 すぐに受けた方がよいでしょうか。 (50歳・女性) A 原発閉塞隅角緑内障は、眼圧を調節している房水の排出口である隅角(ぐうかく)が塞がれて、眼圧が高くなることで起こる緑内障です。 排出口が閉じたり開いたりを繰り返しながら徐々に進行する慢性型と、排出口が突然閉じて急激に眼圧が上がる急性型(急性緑内障発作)があります。 排出口が閉じて房水がたまると、眼圧が高くなって目の痛みや頭痛、吐き気が表れます。 急性型では、一晩で失明する危険性もあります。 ご相談者の場合、これまでも目の痛みなどを時々感じていたということですから、慢性型の閉塞隅角緑内障だと思われます。 この緑内障では 無症状の時には眼圧が下がっているときもありますが、急性緑内障発作を起こすリスクが高いと考えられますので、眼圧に関係なくできるだけ早く房水が流れ出る穴を開ける治療を行う方がよいでしょう。 房水が流れる穴を作る治療は、レーザー虹彩切開術と呼ばれる方法により、点眼麻酔で簡単に行うことができます。 また白内障の手術によっても、排出口が開いて房水の流れを良くすることができますので、白内障のある方の場合にはその手術を行います。 続きは「日経Goodayマイドクター会員(有料)」の方のみ、 ご利用いただけます。 FEATURES of THEME テーマ別特集• 激痛に襲われる「急性膵炎」や、発見しにくく5年生存率が極めて低い「膵がん」など、膵臓の病気には厄介なものが多い。 今回は、膵臓という臓器の役割や、膵臓の代表的な病気である「膵炎」「膵がん」の怖さ、早期発見のコツをまとめていく。 中高年にさしかかった男性にとって、病気が心配になる臓器の1つが「前立腺」だ。 前立腺の病気のツートップ、前立腺肥大症と前立腺がんは、いずれも中高年になると急増する。 前立腺肥大症は夜間頻尿などの尿トラブルの原因になり、前立腺がんは、進行が遅くおとなしいがんと思われているが、骨に転移しやすいという特徴があり、怖い一面もある。 今回のテーマ別特集では、前立腺の病気の症状から、具体的な治療法までを紹介していこう。 健康診断で多くの人が気にする「コレステロール」。 異常値を放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まっていく。 数値が悪くても自覚症状がないため、対策を講じない人も少なくないが、異常値を放置しておいてはいけない。 では、具体的にどのような対策を打てばいいのだろうか。 今回のテーマ別特集では、健診結果のコレステロール値の見方から、具体的な対策までを一挙に紹介していこう。

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慢性閉塞隅角緑内障(マンセイヘイソクグウカクリョクナイショウ)とは

閉塞 隅 角 緑内障

原因 隅角が虹彩によってふさがれてしまう原因としては、体の構造による要因・加齢による変化・散瞳誘因(瞳孔が広がるような条件)があります。 眼科検査薬である散瞳薬や、興奮、暗い所などによって起こります。 また、読書やうつ向き作業では水晶体が眼球の前方へ移動することから、急性発作の誘発原因とされています。 閉塞隅角緑内障には、房水の排出口が急にふさがる急性型と、房水の排出口が軽く閉じたり開いたりを繰り返し、症状が治まったり悪化したりしているうちに排出口が慢性的に閉じてしまってじわじわ眼圧が上がる慢性型があります。 主な自覚症状 急性閉塞隅角緑内障は、発作が起こると突然眼圧が高くなり、激しい眼の痛みや充血、眼のかすみ、頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が起こります。 頭痛、吐き気などから内科を受診する人もいます。 放置してしまうと、ひどい場合は失明してしまいます。 50歳以上の遠視の女性に高頻度でみられ、検査では急激な眼圧上昇(通常10~21mmHgのところ、50~80mmHgに上昇)と隅角検査で閉塞隅角、充血や瞳孔の散大が確認できます。 慢性閉塞隅角緑内障は、病気の仕組みは急性型と同じですが、自覚症状のないままに徐々に房水の排出口の閉塞が広範囲に進むため、中期~末期になってから発見されることが多くなります。 検査では、中等度の眼圧上昇と、隅角検査で広範囲の隅角閉塞が確認できます。 急性と慢性の中間型として、軽度の発作を伴う亜急性というタイプもあります。 主な治療方法 急性閉塞隅角緑内障の治療は、まず第一に点滴や内服・点眼による薬物治療とレーザー治療です。 薬物でできるだけ眼圧を下げたあと、排出口を閉じている虹彩にレーザーで孔 あな をあけ、通りをよくします。 この治療をレーザー虹彩切開術といいます。 これは外来で行うことが可能ですので入院の必要はありません。 発作が片眼の場合は、予防的に反対の眼にもレーザー治療をします。 レーザー治療で眼圧が下がらない場合や、レーザー治療が不可能なほど急性発作の程度が強い場合は、眼圧を下げる薬物治療や手術が必要になります。 慢性閉塞隅角緑内障の治療は、急性型と同様にまずはレーザー虹彩切開術で、それでも眼圧が下がらない場合は薬物治療や手術が必要です。 慢性型は多くが中期~末期の進行した時点で初めて発見されるため、手術治療が必要になることが多いという特徴があります。 プロスタグランジン関連薬 製品名 点眼回数 効 用 レスキュラ点眼液 1日2回 視神経保護作用と眼血流量増加作用により、正常眼圧緑内障をはじめとする緑内障および高眼圧症の患者さんの視野を長期に維持する優れた治療効果が認められています。 キサラタン点眼液 1日1回 眼圧下降作用、房水流出促進作用があります。 チモプトール点眼液0. チモプトールXE点眼液0. 5% 1日1回 イオンにより、点眼後ゲル化、持続性があります。

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緑内障にかかりやすい人〜40歳以上、遠視ぎみ、強度の近視

閉塞 隅 角 緑内障

概要 閉塞隅角緑内障は、のひとつです。 緑内障とは眼球内の圧力が正常よりも高くなることから引き起こされる病気を指します。 最も多いタイプの緑内障を「」と呼びますが、それに対比するタイプの緑内障が「閉塞隅角緑内障」です。 開放隅角緑内障が年単位で進行するタイプの緑内障であるのに対して、閉塞隅角緑内障は急激な眼圧上昇を示すこともある緑内障です。 一日のうちに急激な眼圧上昇を示し、眼球の腫れ、目の痛み、吐き気、嘔吐などの症状が現れることがあります。 失明を避けるためにも早期の治療介入が必要です。 薬物療法が治療の第一選択である開放隅角緑内障と比べて、閉塞隅角緑内障ではレーザー治療や手術治療が必要になることが多いです。 検査・診断 閉塞隅角緑内障の検査には、眼圧検査、隅角検査、、光干渉断層計(OCT)、視野検査があります。 眼圧が上がることがの発症要因なので、実際に眼圧が上昇しているかどうかを確認するための眼圧検査はとても重要です。 特に、急性発作を起こしている場合には、眼圧が異常に高い値を呈することがあります。 また、閉塞隅角緑内障を判断する上で、隅角検査によって房水の通り道である隅角の形態を評価することが重要です。 さらに、閉塞隅角緑内障では、視神経が障害を受けることから視野の状態が変化します。 これらを観察するための眼底検査や視野検査も、閉塞角緑内障の診療では重要な検査であるといえます。 以上のような検査を組み合わせることで、複数のタイプがある緑内障のなかでも閉塞隅角緑内障であることを診断します。 治療 は眼圧が上昇している状態であるため、眼圧を下げることを目的とした治療介入がなされます。 治療方法としては、薬物療法、レーザー治療、手術の3種類になります。 閉塞隅角緑内障では薬物療法が適応されることもありますが、効果がないことも少なくありません。 このため、閉塞隅角緑内障では、レーザー治療や手術が適応されることが多いでしょう。 たとえば、レーザー虹彩切開術や虹彩切除術、水晶体摘出術などの治療介入が行われます。 また、閉塞隅角緑内障に伴う急性緑内障発作では、無治療のまま放置すると、最悪の場合、急激な経過から失明にいたることがあります。 そのため、場合によっては緊急手術により早期に眼圧を下げる必要があるといえます。

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