第 5 人格 配達 員。 【第五人格】新サバイバー配達員はどうやら無口でコミュ障みたいだ。配達員の特徴について徹底解説

【第五人格】新キャラクター「配達員」がめちゃくちゃ強い!?手紙を渡すとサバイバー強化!!【IdentityⅤ】

第 5 人格 配達 員

概要 [ ] 本作は5人対戦であり、1人のハンターと最大4人のサバイバーで試合が行われる。 各々には固有の能力がありそれらを駆使して、ハンター役のプレイヤーは逃げ回るサバイバーに攻撃を行いダウンさせ荘園に送り返し、サバイバー役のプレイヤーはハンターに捕まらないようにしつつマップに点在する暗号機7個のうち5個解読し、ゲートを解放し脱出するのが目的である。 ランダムマッチ、ランク戦モード、カスタマイズの3つの基本的なゲームモードがあり、2018年10月には2人のハンターと8人のサバイバーの計 10人対戦(協力狩り)が導入され、必要解読暗号機の数は7個など数の変化や、アイテムが購入できる電話ボックスなども導入され、椅子に座っているときに救助できるまでの時間が設けられた。 2019年5月には1人のハンターと4人のサバイバーが手を組み、他のチームと対戦し、脱出人数が多かったチームが勝利する 5人ランク戦モードが追加された。 2019年7月には1周年を迎え 「Identity V 1周年感謝祭~Japan Carnival 2019~」を,東京都内の秋葉原スクエアにて開催した。 2019年8月29日には、トランプゲーム「」を第五人格のゲームにアレンジした、5名のプレイヤーによる ブラックジャックモードが追加された。 コラボレーション [ ] 2018年12月20日には漫画家のとコラボし、作品で登場するキャラクターのスキンを入手できるようになった。 またこれまでに第3弾まで公開されている。 2019年8月8日にはコンピュータPGのシリーズ作品『』とコラボし、作品に出てくる「雨宮蓮」覚醒衣装ジョーカー (曲芸師)「坂本竜司」覚醒衣装スカル (オフェンス)「高巻杏」覚醒衣装パンサー (踊り子)「喜多川祐介」覚醒衣装フォックス (納棺師) のキャラクターのスキンを入手できるようになった。 また11月7日にコラボ第2弾がスタートし、新たに「新島真」覚醒衣装クイーン (空軍)「佐倉双葉」覚醒衣装ナビ (機械技師)「奥村春」覚醒衣装ノワール (庭師)「明智吾郎」覚醒衣装クロウ (一等航海士) のキャラクターのスキンを入手できるようになった。 2019年12月19日には、映画『』とコラボし、エドワード・シザーハンズ リッパー 、キム 踊り子 やその関連商品が限定販売され、「聖心病院」がベースとなったコラボ限定マップ「エドワードの願い」が期間限定で追加された。 、アドベンチャーゲーム「」シリーズとのコラボを発表した。 あらすじ [ ] 元小説家の探偵は、ライシンバッハ氏から、巨額の金と共に悪名高い荘園の調査と失踪した娘の捜索願いを一通の手紙で依頼される。 指定された屋敷の一室で見つけた日記には、「謎のゲーム」への参加記録が記されており、オルフェウスは失踪した娘との関係性を疑う。 そして、彼はそこに記された人格をプロファイリングし、何があったのかを突き止める。 ゲームシステム [ ] ステージ [ ] 本作では 2020年5月14日現在 9個のステージありそれぞれ特徴を持っている。 軍需工場 中心部は見晴らしが良く、端に行くほど障害物が多くなっているステージ。 赤の教会 マップ中央部に教会が建っており、一部には壊せる壁などのギミックがあるステージ。 聖心病院 全体的に見晴らしが良く、中央部に2階建ての建物があり、周囲に障害物があるステージ。 湖景村 全体的に薄暗く、上記の3つのステージよりも広い。 湖岸沿いに巨大な船がある。 月の河公園 マップの真ん中を流れる川を挟んで、ジェットコースター、すべり台やメリーゴーランドなど特有のギミックが点在し、遮蔽物や障害物の数が他のステージよりも多い。 レオの思い出 事故が起こる前の軍需工場を舞台にしたステージ。 全体的に薄暗く、他のステージに比べ板が多い。 開始直後からプレーヤーは雪玉を所持しており、投げることができる。 ホワイトサンド精神病院 荒廃した精神病院を舞台にしたステージ。 ほぼ全て建物の中にあり、マップ内の2箇所には監視装置が設置している。 遠くを見渡すことができず、入り組んだ地形が特徴。 永眠町 日本の街を舞台にしたマップで、二階建てがいくつもあるやや広いステージが特徴的で、竜巻や路面電車などほかのマップにない特有のギミックがあり、障害物や暗号機同士が離れている。 また、協力狩りの場合はステージがさらに広くなり、学校などの新たな建物が追加される。 黄金の石窟 地上・地下1階・地下2階の3階層構造となっており、それぞれの階層ごとに異なる地形になっている。 永眠町(小) 永眠町の小規模版。 永眠町と違い駅のゲートやトルネードがなく、住宅エリアのゲートを新しく開設され、商店エリア、墓地及び電車の軌道の位置が変更された。 駅に近づくと電車の到着時間のカウントダウンが表示されるようになり、電車が近くで走っている間、軌道の附近にいるプレイヤーに警告通知が届く ギミック [ ] 全ステージ [ ] 板 壁や障害物に寄りかかって設置されており、倒すと乗り越えることができる障害物になり、ハンターにぶつけると約2秒間気絶する。 乗り越えるときにハンターに攻撃されるとダウンする。 ハンターは倒れている板を壊すことができる。 赤い 箱 マップ上に点在していて、ランダムにアイテムを入手できる。 窓枠 建物内部や柵、壁などに設置していて、乗り越えられる。 乗り越え最中に攻撃されるとダウンする。 ロッカー ステージ上に点在し、サバイバーが入れる。 ロッカー内のサバイバーをハンターが見つけるとそのまま風船にくくりつけられる。 特定のステージ [ ] 壊せる壁 赤の教会 サバイバーが一定時間押すと壁を壊すことができ、当たるとハンターを気絶させられる。 ハンターが殴って壊すことも可。 壊れて低くなった壁は窓枠と同様に乗り越えることができる。 また、壁が他のサバイバーに当たると1ダメージが入る。 ジェットコースター 月の河公園 乗って発進すると次の乗り場まで移動できる。 スイッチを押せば始発から終点まで乗ることも可。 ジェットコースターは発、二駅目、三駅目、終点の四ケ所に止まる。 スイッチは二駅目、三駅目に設置してある。 乗車中にハンターに攻撃されるとダウンする。 すべり台 月の河公園 滑って移動できる。 滑っている途中に攻撃されるとダウン状態になる。 メリーゴーランド 月の河公園 乗って移動できる。 乗っている最中に攻撃されるとダウン状態になる。 監視装置 ホワイトサンド精神病院 使用すると、約20秒間モニターにサバイバーとハンターの居場所が表示される。 サバイバーが監視装置を利用すると、一番近くにある暗号機の場所が壁越しに分かる。 路面電車 永眠町 四か所ある停留所から乗ることができ、走っている路面電車に轢かれると、サバイバーであればダウン、ハンターは数秒間気絶する。 つむじ風 永眠町 触れると別のつむじ風の場所へとハンターは一瞬で、サバイバーは数秒で移動できる。 縄梯子 黄金の石窟 体力を消費することで、違う階層に移動することができる。 体力の回復はサバイバーよりハンターの方が速い トロッコ 黄金の石窟 乗車後、加速ボタンをタップすると加速することが出来、下の階層にも移動することが出来る。 加速ゲージを持ち、そのゲージが満タンになると最高速になる。 最高速度の時にサバイバーに衝突すればダウン、ハンターに衝突すれば数秒間スタンする。 一度最後 地下2階 まで乗車すると二度と乗れない。 同時に乗車できるのはハンターサバイバー関わらず1人である。 乗車中にハンターに攻撃されるとダウンする。 エレベーター 黄金の石窟 直近のフロア間のみ使用でき、違う階層に移動することができるが、使用後クールタイムが発生する。 一度に乗車ができるのはハンター1人、もしくはサバイバー2人である。 中立の立場 [ ] グール 黄金の石窟 石窟地下2階内部に生息。 クリスタルブロックを投げて攻撃してくる。 攻撃がヒットしたプレイヤーは、短時間スタンするが、ハンターに攻撃されてダメージを受けると消える。 毒蟻 黄金の石窟 石窟地下1階内部に生息。 酸を噴射し、ヒットしたプレイヤーは短時間の減速効果を受ける。 サバイバー [ ] 項目 陣営 ゲーム種類 勝利条件 1 サバイバー ランダムマッチング 暗号機を計5個解読し、ゲートを解読後三人以上脱出する。 サバイバーが一人になった場合は、ランダムに設置してあるハッチが開き、そこから脱出することが出来る 2 サバイバー 混沌なる紛争 協力狩り 暗号機を計7個解読し、ゲートを解読後五人以上脱出する。 マップに点在する電話機からバールを購入後、ランダムに設置してあるハッチを開けることが出来る アイテム [ ] マップ上に点在する赤い箱を調べると、サバイバーが使うアイテムを入手できる。 手に入るアイテムはランダムで、特定のサバイバーが使用すると効果が増大するものもある。 全サバイバー使用可アイテム [ ] 鎮静剤 初期装備:医師 負傷状態時に使用すると、ダメージを一回分回復できる。 移動しても治療ゲージの回復は継続する。 医師が使用すると無限に使用できる。 簡易地図 初期装備:弁護士 使用すると、サバイバーと暗号機の位置を地図上でリアルタイムで確認でき、またハンターの位置が共有されている時はハンターの位置も表示される。 懐中電灯 初期装備:泥棒 ハンターに向けて一定時間照射し、ゲージが溜まるとハンターをスタンさせる。 ハンターに光が当たっている間は特質が使えない。 泥棒が使用すると使用可能時間が延びる。 工具箱 初期装備:庭師 ロケットチェアの正面で使うと椅子を破壊できる。 一度使うとクールタイムは12秒。 壊した椅子はハンターによって直すことができる。 マジックステッキ 初期装備:マジシャン 使用すると、使用した時にいた場所に自分の幻影を一定時間出現させる。 効果時間中は透明状態で移動する。 透明時にハンターから攻撃を受けると恐怖の一撃となる。 ハンターは幻影を殴るとサバイバーから一定時間、姿が見えるようになる。 絵本⦅冒険記⦆ 初期装備:冒険家 効果時間中は体が小さくなり、ハンターが使用するパペットや監視者などに見つからなくなる。 ただし、窓の乗り越え、板倒し、その他のアクションが出来なくなる。 同時に2つまで所持可能。 宝を拾うとハンターに通知が届き、持った状態で脱出または脱落すると宝を落とす。 なお、マップ上で探し出せる宝は冒険家の人数問わず3つまでとなっている。 肘あて 初期装備:傭兵 壁に近づいて使用すると、約1秒間高速で移動することができる。 一度使用すると5秒間のクールタイムが発生する。 1回使用すると無くなる。 傭兵の場合使用回数が4回になり、クールタイムが短縮される。 コントローラー⦅操縦機⦆ 初期装備:機械技師 一定時間、機械人形を遠隔操作できる。 暗号機の解読や仲間の救助などを行える。 人形が攻撃を受けるとダウンし、操縦者の居場所がハンターに通知され、道具が半分消費する。 機械技師が使用すると操縦時間と機械人形の解読スピードが増加する。 ラグビーボール 初期装備:オフェンス 使用すると高速で移動できる。 オフェンスが使用するとハンターにタックルができ、ハンターを障害物にぶつけると一定時間スタンさせる。 助走距離が長いほど、ハンターの気絶時間が延びる。 忘却の香水 初期装備:調香師 アイテム使用すると約5秒間の間に自身に発生した効果をデメリット、メリット問わずかき消し、使用前に居た場所に使用前の状態で戻れる。 使用中にアイテムボタンを再度タップすると効果が発動される。 調香師は3回使える。 海神の懐中時計 初期装備:一等航海士 使用するとハンターに10秒間幻覚を見せる。 その幻覚はキャラの一秒前の姿。 ハンターの攻撃を受けたりロケットチェアに触れると効果が解除される。 一等航海士は時計を2回使え、使用時間は20秒となる。 特定サバイバー限定使用可アイテム [ ] 信号銃 空軍、幸運児 ハンターに向かって打つと、一定時間ハンターをスタンさせる。 空軍が使用すると、ハンターがスタンする時間が増加する。 間に障害物がなどがあるとぶつかり消える。 白杖 心眼 小叩き:心眼が「走る」「歩く」で叩く動作をした時に小範囲内のハンターを感知することができる。 大叩き:白杖のアイコンを押すことで、10秒間全フィールド内でハンターとサバイバーの位置を感知できる。 それと同時にハンターの位置情報を仲間と共有できる。 扉の鍵 祭司 扉を生成したい障害物にカメラを向けた状態で、扉の鍵のアイコンをタップすることで、障害物を通り抜けられる。 スキルボタンを長押しすることで、数秒間仲間を呼び、仲間がそれに応じると、瞬間移動できる長い通路を作ることもできる。 直線の通路はハンターも通ることができ、通るとワープの長さに応じて数秒間スタンする。 ハンターが通った扉は消滅する。 祭司以外のサバイバーが長い通路を通る時、入口に通路の長さに応じて一定時間残影が存在し、ハンターが残影を攻撃すると、残影の受けたダメージを受ける。 また、通ったサバイバーは、10秒間ハンターに輪郭が表示される。 投げ縄 カウボーイ カウボーイがサバイバーに投げると背負うことができる。 スキルボタンを長押しした後、目標を狙い定めることができ、照準範囲内で投げ縄を投げると目標に命中する。 またハンターに命中するとハンターの頭を越して反対側に飛び降り、この過程で障害物に当たると、即座に落下する。 オルゴール 踊り子 加速の赤と 減速の青の2種類あり、移動・解読・治療・攻撃・脱落速度といった全ての行動速度を変化させることができる。 踊り子は青のオルゴールの効果を受けない。 使い鳥 占い師 アイコン長押しで守りたいサバイバーを選択すると、使い鳥視点で対象サバイバーの周辺を一定時間確認できる。 再度アイコンをタップすると、一定時間ハンターの攻撃を1度だけ防げる。 ハンターの姿を近くに直接見ることでゲージが溜まり、ゲージが完全に溜まると使用回数が1回増える。 使える上限はないが溜めることのできる上限は5羽。 化粧箱 納棺師 使用すると棺桶を設置でき、事前に設置することで、どこのロケットチェアからでもサバイバーを救助することができる。 ただし、他のサバイバーを救助する場合は事前にをする必要があり、しなかった場合は納棺師自身が救助される。 1度目視したことがあるサバイバーしか化粧できない。 ロケットチェアから直接納棺師が救助されると、使用回数が1つ増える。 納棺するかしないかは拘束されたサバイバーが選ぶことができる。 設置した磁石は、周囲にいるサバイバーまたはハンターに吸い付き、20秒間磁石の極性に応じた効果が発動する。 探鉱者自身は磁石に吸い付かれることはない。 効果が1度発動すると磁石の効果は消失する。 猿の魔像 呪術師 ハンターと一定の距離内でたまる魔像のバリアを1スタック消費すると約1秒間ハンターを気絶させ、3スタック消費でハンターを数秒間の間気絶させることができる。 使える上限はないが溜めることのできる上限は5個。 相棒⦅イノシシ・豚⦆ 野人 附随状態と 騎乗状態に変えられる。 騎乗状態で怒り値をためると、直線状に突進移動ができるようになり、突進中にハンターにぶつかると、障害物にぶつかるまでハンターを移動させることが可能。 騎乗している間は、ハンターの攻撃を代わりに2ダメージまで受ける。 2ダメージ受けると騎乗状態が解除される。 爆弾 曲芸師 黒い粘土爆弾、白い冷却爆弾、赤い燃焼爆弾の3種類があり、爆弾を投げることで板や窓及び一部の低い地形を飛び越えることができ、ハンターに対して数秒間マイナス効果を与えられる。 粘土爆弾は移動速度低下、冷却爆弾は操作及び攻撃硬直の速度低下、燃焼爆弾はスキル使用の制限。 爆弾は1試合中に1度だけ使用回数を1回増やすことができる。 ドーフリン酒 バーメイド 自身か味方のサバイバーが負傷状態の時に使用できる 度数の高いドーフリンとバーメイド自身が使える移動速度が2秒間増加する ドーフリンリキュールのボトルを1本持つことが出来る。 またこのアイテムを使うとほろ酔い状態で負傷状態になり、時間経過とともに健康状態に戻る。 心眼と空軍には使用できない。 お酒を飲んだサバイバーは解読速度が下がる。 手紙と配達犬 ポストマン 味方のサバイバーに追加効果が違う6種類の手紙を配達犬を通して送ることが出来る。 送った手紙の追加効果は送信源のポストマンにも付与されるが、2種類以上同時に付与はできない。 スコップ 墓守 使用すると地下に潜って移動する状態に入る。 地下に潜っている間、墓守は土を掘りながら前に進む。 すでに落とされた木の板は通り抜けることができるが、他の障害物を通り抜けることはできない。 地下にいる間は一回のダメージを防ぐことができ、下に適当なスペースがあれば、穴を掘って下の層に降りることもできる。 穴はその場に残り、一定時間後に消える。 電気回路およびゲート回路 囚人 暗号機2台を回路で繋ぎ、解読進捗を一定の比率でもう片方の暗号機に伝送できるようになる。 繋がった暗号機を囚人が解読することによって、電気エリアが発生し、囚人はそのエリア内にいることによってスタンスキルを貯めることができ、ハンターが電気エリア内に7秒間滞在すると3回までスタンする。 ゲートの間も予め電気回路で繋がっているため、暗号機と同じように進捗を分けれる。 ハンターは回路を破壊することができ、囚人は45秒間は同じ場所に回路を接続できなくする。 ゲートの間の回路は一度壊されると修復できない。 ハンター [ ] 項目 陣営 ゲーム種類 勝利条件 1 ハンター ランダムマッチング サバイバーを2回攻撃してダウンさせロケットチェアに拘束し、ゲームから3名以上脱落させる。 2 ハンター 混沌なる紛争 協力狩り サバイバーを3回攻撃してダウンさせロケットチェアに拘束し、ゲームから5名以上脱落させる。 登場キャラクター [ ] 声は日本語版での声優 主要人物 [ ] 探偵 オルフェウス - 30歳の探偵の男。 元々は小説家であったが、10年ほど前に火災事故に巻き込まれて記憶を失ったことから現在の職に就いた。 典型的なとを患っている。 サバイバー [ ] 幸運児 初期から使用できるキャラクター。 参加理由、素性は不明。 誕生日はである。 医師 エミリー・ダイアー - チュートリアル後に使用できるキャラクター。 本名は「リディア・ジョーンズ」。 経営していた個人診療所上が赤字続きだったため、違法であるを密かに行うことで苦境を乗り越え「信頼できる産婦人科医師」としての地位を得た。 その後とある婦人を違法手術中に置き去りにしたまま失踪したことで指名手配を受ける。 賞金によって安心できる「家」を得るため、そして診療所時代にホワイトサンド・ストリート精神病院の手伝いの際に出会った患者の一人、リサ・ベイカーとの「彼女(リサ)を治す事」という約束を果たすために荘園に来た。 誕生日はである。 弁護士 フレディ・ライリー - チュートリアル後に使用できるキャラクター。 レオ・ベイカーの妻、マーシャ・ベイカーに横恋慕し、レオに不良債権の工場を購入させたことで破産に追い込んで全財産を奪い、マーシャと駆け落ちした。 しかしレオを陥れたことが発覚したためにマーシャに去られ、後にマーシャがとある病院で亡くなったことを知り、犯人を探すために荘園へ来た。 誕生日はである。 泥棒 クリーチャー・ピアソン - チュートリアル後に使用できるキャラクター。 賞金で新しい孤児院を建設するためにゲームに参加。 彼が運営していたホワイトサンド・ストリート孤児院にはかつてリサ・ベイカーとロビーが身を寄せており、何故かエマ・ウッズに対し異様な執着を見せる。 誕生日は。 庭師 エマ・ウッズ - チュートリアル後に使用できるキャラクター。 本名は「リサ・ベイカー」。 レオ・ベイカーとマーシャ・ベイカーの娘である。 父のレオが不良債権であるミネルヴァ軍需工場の工場長になってしまい、挙句マーシャとライリーが全財産を持って駆け落ちした結果、父が借金を背負いきれずに失踪したため、孤児院に入ることになる。 14歳でホワイトサンド・ストリート精神病院に入ることになり、そこで出会ったリディア・ジョーンズと「彼女(リサ)を治すこと」を約束し、を受ける。 その後荘園から招待状が届き、エマ・ウッズと名前を変え、「旧知の人」に再会するためゲームに参加する。 誕生日はである。 マジシャン セルヴェ・ル・ロイ - ベルギーでマジシャンとしてのキャリアを歩み始め、ロンドンに移住して自分のマジックグッズの専門店を開いた。 新しい公演のインスピレーションを得るためゲームに参加する。 誕生日はである。 冒険家 カート・フランク - 趣味が読書である経験豊富な冒険家らしき人物。 ホワイトサンド精神病院に入院した過去がある。 いつもを携帯している。 誕生日はである。 傭兵 ナワーブ・サベダー - 東インド会社に貢献した元。 誕生日はである。 空軍 マーサ・べハムフィール パイロットとなるが、性別故に自分の飛行機を操縦することができず、地上で信号誘導をする仕事をさせられていた。 自分の飛行機を操縦するためのスポンサーを見つけるためゲームに参加する。 誕生日はである。 機械技師 トレイシー・レズニック 親の借金が原因で、巨額の債務を背負ってしまう。 荘園に隠された秘密の装置を一番の目当てにゲームに参加。 誕生日はである。 オフェンス ウィリアム・エリス - の創始者を自認するが、思い通りにいかず救いを求めて参加。 モデルはラグビーの創設者と言われるである。 誕生日はである。 心眼 ヘレナ・アダムス 1歳時に高熱で視力を失った。 大学に入学し文学学士になりたくてエウリュディケ荘園の検討会に参加し、荘園の主人に学費を払ってもらうためゲームに参加。 モデルはである。 誕生日はである。 祭司 フィオナ・ジルマン 神秘主義者。 にでるの忠実な信者と自称しており、神の導きで参加したと主張している。 誕生日はである。 調香師 ウィラ・ナイエル クロエ・ナイエルは、双子の姉のウィラに自分が考案したレシピを勝手に横取りされて世間に発表されてしまう。 これに腹を立てたクロエは姉を殺害して成り代わるが、クロエが作り出した香水が内気な性格によって評価されぬまま埋もれることを惜しんだウィラが、妹の才能を周囲に知らしめたい一心でレシピを発表したことを知って罪悪感に苛まれる。 その後、ウィラ(クロエ)は、神秘的な香水のレシピからインスピレーションを得て、「忘却の香水」を調合し、匂いで我を忘れようとしていた。 だが香水が不完全であるため、そのレシピの由来であるこの荘園にやって来た。 香水の元ネタは映画『』である。 誕生日はである。 カウボーイ カヴィン・アユソ アメリカ西部の小さな町で生まれた。 小さい頃の女の子と仲良なり、投げ縄の投げ方などを教わっていたが、米軍とインディアン部族との衝突で、二人の間の連絡が取れなくなった。 数年後、事故にあったカヴィンはの家長に助けられて、一人ぼっちの老人の面倒をみた。 しかし、米軍との対立が激しくなり部族が衰退の兆しを見せると、部族の人たちはカヴィンが米軍のスパイだと疑い始めた。 恩人である老人や部族に迷惑をかけないよう、カヴィンは自ら去り、再び旅に出た。 誕生日はである。 踊り子 マルガレータ・ツェレ 本名はナターシャ(ナタリー)。 サーカス出身の舞人。 微笑みの道化師のセルジオと二人で裕福な生活を送り、輝かしい未来を手に入れたが、ある残酷な事件にあったことで夫を失い、唯一の収入源も失った。 無力で途方に暮れていてもなお自由を諦めたくなかった彼女のもとに、荘園の招待状が届き、億万長者になるために参加した。 名前の由来はであり、背景は映画『』をもとにしている。 誕生日はである。 占い師 イライ・クラーク 小さい頃から幻影を見ることがあった。 幻影というのはする前の魂であり、イライはフクロウを通してと彼らと対話をすることで新たな目線を得ることができた。 彼はゲキウという女性に恋をし、彼女の力になるために誓約を破って小麦市場の行方を教えた。 ゲキウの父は多大な利益を得るが、代償として力が使えなくなったイライはフクロウに荘園に行くよう告げられ、エウリュディケ荘園に行くことになる。 誕生日はである。 納棺師 イソップ・カール 幼少期に両親をなくしジェイ・カールという納棺師に預けられる。 しかし彼は人を生きたまま納棺するシリアルキラーだった。 そんな彼のもとに荘園への招待状が届き参加するが、重症を負って帰ってくる。 イソップは彼に教わったとおりの手順で彼を生きたまま埋葬する。 後日死化粧を行った刺殺体の女性のポケットから義父に送られてきたものと同じ招待状を発見し、あとを追い参加。 誕生日はである 探鉱者 ノートン・キャンベル ある落盤事故から奇跡的に生還された元炭鉱者。 落盤事故のさなかに手に入れた隕石磁石をもとに、地質探鉱者へと転職した。 誕生日はである。 呪術師 パトリシア・ドーヴァル 奴隷船の中で生まれた黒人。 親はその場で亡くなってしまい、自身も船が港に停泊した際に船主に捨てられてしまったが、一人の女性に拾われ、彼女からハーブや医術・呪術を教わった。 大人になってから自分のルーツを知るために親の故郷へと旅立ったが、その道中で荘園に迷い込んでしまう。 誕生日は。 野人 モウロ ノイジーサーカス団に在籍していた。 過去の裏切りと足掻きをその身で受けたことで文明社会に溶け込むことができなくなってしまった。 誕生日はである。 曲芸師 マイク・モートン 自身が所属していたサーカス旅団「ノイジーサーカス」の崩壊の犯人を突き止めるために、荘園に来た。 誕生日はである。 一等航海士 ホセ・バーデン ホセ・バーデンは船長の父と共にイギリスの王のために働いていた。 しかしある日、ホセの父は乗組員や宝物を連れたまま戻らず、ホセは取り残されたまま王は激怒した。 何年か経ち、彼は失踪した船の持ち物の一つであった中国の骨董品の傘がエウリュディケ荘園に現れたと聞き、この呪われた地に足を踏み入れ、父の行方を探すことにした。 誕生日はである。 バーメイド デミ・バーボン 奇跡の酒ドーフリンのカクテルが作れる明るい少女。 失踪した兄を探すため、荘園にやってきた。 ポストマン ビクター・グランツ 口下手で、人とコミュニケーションを取ることが苦手であったが、生まれて初めて荘園からの手紙を受け取ったことで、パートナーである配達犬のウィックを連れてゲームへ参加する。 墓守 アンドリュー・クレス であるため、人々から「白髪の怪物」と呼ばれ、完全に人々と孤立していたが、人並みに生活したいと思い救いを求めて、「聖堂」として知られるラズ教会に行き、そこで墓守になり長年務めていた。 自分のことを理解してもらうため、荘園からの招待状を受け入れる。 「囚人」 ルカ・バルサー 孤児であるルカ・バルサーは、以前、世間が注目する天才発明家だった。 ある事件がきっかけで囚人になり、特殊体質になった上、脳も一部損傷した。 監獄に閉じ込められていた間でさえ、心に秘めた願いを諦めることはなかった。 再び自由を手に入れた今、彼はずっと思い描いた偉業を成し遂げると決めた。 ハンター [ ] 復讐者 レオ・ベイカー チュートリアル後に使用できるキャラクター。 元は小型のを経営する工場長であった。 友人のフレディ・ライリー 弁護士 に騙され、軍需工場の巨大な負債を背負わされ妻とすべての財産を奪われた。 記念日はである。 道化師 ジョーカー ジョーカーは昔、サーカス団の大黒柱であった。 生まれつきの泣き顔によって、最も優れた泣き顔ピエロになった。 しかし、優秀な微笑みピエロのセルジオと、のスターで絶世の美女・ナタリーの入団によって、彼の天下に変化が訪れた。 ジョーカーは自分の役割にうんざりし、自分の顔に微笑みピエロのセルジオの笑い顔を貼り付け、新しい喜劇の演目で思う存分力を発揮できるようになった。 元ネタは映画『』である。 記念日はである。 断罪狩人 ベイン・ペレッツ 元は親切な狩場の番人でを逃していたが、その優しさは報われず密猟者の襲撃を受け、トラバサミで押さえつけられ虫の息になったが生き延びた。 それ以来ベインは領域内に入って来た人間に容赦しなくなった。 記念日はである。 リッパー ジャック 「リッパー」と呼ばれるまでは、の学生で、の影響を受けた画家であった。 芸者が落とした手紙を元に荘園を訪れる。 をモデルにしており、背景は真犯人とされるの生い立ちを参考にしている。 記念日はである。 結魂者 ヴィオレッタ かつて有名な芸人であったが落ちぶれてしまい、もう一度観衆の注目の的になろうと一人の機械技師に助けを借り、自分の体に、機敏に動く機械義肢とある装置を取り付けた。 出演拒否をされたが、荘園の主が彼女のためにショーを準備した。 記念日はである。 芸者 美智子 かつて「紅葉」と呼ばれ、で最も名が知れていた芸者だった。 とある宴会で異国の紳士・マールスに出会い結婚し、一緒にマールスの故郷へ帰るが、マールスの父は反対し追い出そうとした。 その後、マールスの出張中に美智子は姿を消してしまう。 記念日はである。 黄衣の王 ハスター 過去に黄色のコートを纏い、顔つきがわからない使者が現れ、とある王朝に大きな災害を予言していた。 それを人々は黄衣の王と呼び、災難と苦痛の化身であるとした。 モデルはのハスターの化身であるを参考にしている。 記念日はである。 しかし、謝必安がその場を離れた途端大雨が降り、謝必安が戻った時には范無咎の姿はなく河は橋ごと呑み込んでいた。 それ以来謝必安はどんな日でも白い服を着てその時の黒い傘を持つようになり、最後には南台橋でしてしまう。 二人の絆を見た黒い傘には二人の魂が宿っており、とある商人に買い取られその後行方不明になった。 モデルは中国の民間神話に登場する () 七爺八爺 である。 記念日はである。 写真家 ジョゼフ・デソルニエーズ 両親とともにフランスからイギリスに亡命する過程で弟のクロードを失い、心の痛みに苦しみ絵に没頭するようになる。 しかし、絵を描いても心の痛みは収まらず、映像を永遠に保存できるに出会うまで痛みは続いた。 その後、全てのことをカメラで記録し始め、写真の中の映像はそのままだが、現実のものは衰えていくことに気づく。 写真の中に魂を保存しようとに没頭し、保存する方法を見つける。 その後ジョゼフに写真を撮られた者は次々と消えていった。 モデルは世界初の写真画像を作ることに成功したである。 記念日はである。 狂眼 バルク・ラパドゥーラ 建築作業員の父をもち、幼い頃から才能に溢れ、20歳頃には名の轟く建築デザイナーとなり、仕掛けの設計や使用に優れていた。 ある日、デローズ夫妻に雇われ、当時まだ壊れ果てたエウリュディケ荘園のほとんどの建築設計作業を担当した。 雇い主の要求で、荘園領地内で作業員を指導して拡張作業もしていた。 それと同時にバルクは自分の試作の仕掛けを入れた、荘園は秘密実験場となっていた。 事件が起こるまで、この狂気な建築士はまだ新しい仕掛けの追加を計画していた。 記念日はである。 夢の魔女 イドーラ 初めての微生物がいた時からすでに地球に居た存在。 モデルはに登場するである。 記念日はである。 泣き虫 ロビー・ホワイト ホワイトサンド・ストリート精神病院に姉のドロレスとともに住んでいた泣き虫の男の子。 まき割りが趣味で、いつもを手に持っていた。 ある事件をきっかけに自分の頭を落としてしまう。 気づけばで目を覚ましていた。 しかし、そこには彼の姉も孤児院も存在していなかった。 記念日はである。 魔トカゲ ルキノ・ディルシ もともとは優秀な爬虫類生物学者であったが、同僚から珍しい毒蛇をもらったあとに行方不明となり、姿がに変わってしまった。 血の女王 マリー ある時、彼女が「お菓子を食べればいいのではなくて? 」と発言したといううわさが広まり反発を買ってしまう。 しかし、これは事実ではなく、富と権力に対する妬みから生まれた作り話であったが、困惑している間に、へと連れて行かれ、死刑執行人によって長い髪がカットされました。 そして、彼女が最後に見た光景は、水で反射した自分の姿を見つめながら、白いドレスが徐々に赤く染まる様子でした。 モデルは、、を参考にしており、能力などはを参考にしている。 ガードNo. 26 ボンボン バルクが自身の助手として製作したロボット。 見た目がに似ているで、時限爆弾を大量に保存している。 「使徒」 アン 奇妙な病気にかかり、目が普通の人とは明らかに違ったため「悪魔の目」という噂が広がり、噂のように自分は悪魔の目を持っているのではないかと疑うほど精神的に追い詰められた。 眠れないある夜に聖堂に行くと、木の杭が彼女の心臓に突き刺さり、瀕死状態のまま荒野に捨てられてしまう。 絶命寸前の彼女を見つめる特別な目を感じたが、それは懺悔なのか、どす黒い感情なのか分からなかった。 ヴァイオリニスト アントニオ 「彼は全世界の律動を見ることができるが、何処にでもある弦に束縛され、コントロールされているだ。 」あるコンサートでG弦一本で独奏行い、そのことであっという間に出世した。 そのコンサートを見た観客の中には演奏中の彼の背後に悪魔が彼を操っている姿を見たと言っていた観客がいた。 モデルは有名なヴァイオリニストで同じくG弦一本で演奏を行ったとのうわさがあるで、キャラクターの発表時の名前もパガニーニだった システム [ ] 内在人格 [ ] 人格レベルを上げて入手したポイントを消費して装備できる能力のこと。 自分好みのパークセットを作ることができる。 外在特質 [ ] 各キャラクター毎に設定されている固有、もしくは共通の能力のこと。 この能力を駆使することでキャラクターの性能を引き出すことができる。 品性値 [ ] 迷惑プレイヤーへの対策として導入されたシステムであり、品性値が低いとプレイに一定の制限がかかる。 初期の状態100から以下の行為などをした場合に引かれていくが、通常のプレイを継続することで品性値を100に戻すことができる。 マッチング成功時に部屋に入らない• 対戦中にアプリを閉じる• 上記の2つを何度も繰り返している そして品性値の値による制限は以下の通り。 段階 制限 1 ・ランク戦に参加ができない 2 ・ランク戦に参加ができない・対戦相手がAIになる・もらえる経験値が半減 3 ・ランク戦に参加ができない・一定時間マッチ対戦ができなくなる 4 ・ランク戦に参加が出来ない・配布ボーナスの一部が受け取れなくなる 舞台 [ ] IdentityV STAGE Episode 1『What to draw』 [ ] 2019年11月29日 - 12月8日、サンシャイン劇場にて公演が行われた。 通称「第五舞台」。 サバイバーがメインとなるストーリーの「サバイバー公演」とハンターがメインとなる「ハンター公演」が回替わりで上演され、12月3日と5日には特別公演と銘打った、特別衣装を着用しコメディー色の強い内容になる特別回も公演された。 全16公演。 また、2020年6月にはEpisode 2『Double Down』、同年9月にはEpisode 3『Cry for the moon』の上演も予定されている。 キャスト サバイバー 納棺師/イソップ・カール(平井雄基) 幸運児() 医師/エミリー・ダイアー(鈴木麻祐理) 弁護士/フレディ・ライリー() 泥棒/クリーチャー・ピアソン(石川竜太郎) 庭師/エマ・ウッズ() 傭兵/ナワーブ・サベダー() 空軍/マーサ・べハムフィール(山田美貴) 機械技師/トレイシー・レズニック() 心眼/ヘレナ・アダムス() カウボーイ/カヴィン・アユソ() 占い師/イライ・クラーク() 探鉱者/ノートン・キャンベル() ハンター 写真家/ジョゼフ() リッパー/ジャック() 芸者/美智子() 黄衣の王/ハスター(ひのあらた) 白無常/謝必安() 黒無常/范無咎() 泣き虫/ロビー・ホワイト( 魔トカゲ/ルキノ(モウジーン兼史) アンサンブル 石森文々 菅原奈月 塩見奈映 渡邊百香 辻村晃慶 高橋 歩 千葉悠生 宮地詞音 スタッフ 演出:(Planet Kids Entertainment) 脚本:末原拓馬(劇団おぼんろ)・山田一朗 脚本原案:山田一朗 衣裳:沼崎和真 メイク:YUKA(RIM) 現場制作:Ask 主催:荘園劇場 [ムービック/サンライズプロモーション東京/Planet Kids Entertainment] 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• 2019年3月24日閲覧• Social Game Info. 2018年10月4日. 2019年12月4日閲覧。 「Identity V」 公式サイト 2019年5月22日. 2019年12月4日閲覧。 4Gamer. net. 2019年7月17日. 2019年12月4日閲覧。 「Identity V」 公式サイト 2019年8月29日. 2020年4月8日閲覧。 4Gamer. net. 2018年12月20日. 2019年12月4日閲覧。 ファミ通App. 2019年8月8日. 2019年12月4日閲覧。 4Gamer. net. 2018年5月18日. 2019年12月4日閲覧。 2020年2月23日閲覧。 2020年2月23日閲覧。 2020年2月8日閲覧。 外部リンク [ ]• この項目は、に関連した です。

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【第五人格】新キャラクター「配達員」がめちゃくちゃ強い!?手紙を渡すとサバイバー強化!!【IdentityⅤ】

第 5 人格 配達 員

昔、神に近い力を持つと言われた天使がいました。 36対の翼を持ち、無数の目を有した姿で、人々を導き契約を誓う役割を担っていました。 彼は正義を志し、正義を信じていました。 彼の瞳には希望があり、彼は正義のために拳を振るいました。 ですが、彼は強すぎる力と異質な見た目のせいで他の天使達に避けられ、恐れられてしまいました。 純白の羽や衣は血に染まり、その度に奇怪な目で見られ、天使達は彼を一目見た瞬間悲鳴をあげて逃げ出してしまいます。 それでも彼は正義のために生きていました。 天界で孤立しようとも、神々に蔑ろにされようとも、彼は正義の志を貫き通してきました。 彼は正義のために生きていました。 そう、正義のために生きていたのです。 大切な人を護る正義、大切な人の大切な場所を護る正義、正義………。 メタトロン「………馬鹿だな。 正義だなんて、この世界には必要なかったのに………」 天使は落ちる、降下する。 堕天なんてしない。 悪魔にだってならない。 ただ、彼は降下した。 そう、降下、降下、降下………。 メタトロン「一体、その先には何があるのだろうな………」 これはそんな正義を貫いたがために総てに絶望した天使の、救済のお話です。 [newpage] とある街の冷たい石橋の上に、彼は降り立った。 ここはアメリカ、自由を謳歌する大国。 世界の不穏を形作ったかような陰鬱そうな色の雲は夜の暗さで更に不気味になっているのを彼はちらりと見て、逸らした。 彼の名はメタトロン。 七大天使の一人であり、契約の天使である。 彼は空から落ちるように降下し、この街にやって来た。 メタトロン:ここが、1900年のアメリカ合衆国か………。 メタトロンは辺りを見渡す。 沢山の人が歩いている。 夜なのに、随分と騒がしい。 街は煉瓦造りの建物で囲まれ、街灯が辺りを照らしている。 シルクハットを被った紳士と洒落た傘をさす婦人が並んで歩いている。 どちらも、白人だ。 メタトロン「………」 メタトロンは歩を進めた。 血がこびりついた薄汚れた白い服が、街灯で露になり、遠い距離でもはっきりとわかる。 この時代は貧富の差が激しく、差別も色濃く存在する時代であった。 メタトロンの姿はとても人間の姿とは言いがたい。 左頬に、ギョロりと動く目があった。 その目が二人組をとらえる。 だが………。 紳士「………」 婦人「………」 紳士と婦人はメタトロンの隣を通りすぎた。 気づいていないふりをしたわけじゃない。 二人には、メタトロンの姿は見えていなかった。 いや、二人だけじゃない。 誰もメタトロンの姿を確認できなかった。 通りすぎた二人と同じように、仕事を終えて帰ろうとするランプライターも、次の煙筒に向かっている煙突掃除屋も、目の前に何もいないかのようにメタトロンに目も向けず、メタトロンを追い越しすれ違っていく。 メタトロン:やはりこの時代は神への信仰が薄いようだな。 誰も俺の姿を確認できないのか……。 メタトロンは安心と呆れが入り交じったような溜め息を吐いた。 夜をものともせずにばか騒ぎする街は、目が痛いくらいに眩しく、空気は綺麗とは言えない。 メタトロン「こほっこほっ……これが排気ガスによる大気の汚染か………。 天界の方がいくらか澄んでいたな………一旦上空に上がるか」 そう言って、メタトロンは翼を広げた。 真っ白だが所々血で汚れている翼を、メタトロンはすべて広げる。 翼の数は………13。 メタトロン「っ………!」『ズキッ』 メタトロンは突然、苦しそうな顔をして踞った。 背中からは血がどくどくと流れ、服を真っ赤に汚していた。 そこは、丁度翼の付け根辺り………。 メタトロン:まだ、もいだ痕は治ってはいないか………。 背中には、大量の翼をもぎ取った生々しく痛々しい傷痕が肉を見せ赤い血を流していた。 ポタッポタッ……と血が垂れて石畳に落ちてシューッ……と音をたてて蒸発する。 メタトロン:…………駄目だ。 ここで倒れては駄目だ。 立て、痛みを堪えて飛べ……。 メタトロンは自身の肉体に叱咤し、よろよろと立ち上がると、背中の激痛を我慢しながらも空を飛んだ。 メタトロンが飛んだ瞬間、勢いよく広げられた翼から血が飛んで、下に落ちた。 『ジュッ』 紳士「ああっ!?」 血が一滴、紳士の右頬にかかり、その血のあまりの熱さに悲鳴をあげた。 心配した隣の婦人が紳士の右頬を見ると、紳士の右頬には煙草を押し付けられたような黒い痕があった。 婦人は上空を見る。 何もなかった。 誰も、傷ついた天使を見なかった。 誰も、紳士の顔にかかる血を見なかった。 いや、誰も確認できなかったのだ。 メタトロンの体から零れ落ちた熱湯のような血液を確認できなかったように、誰も見ることはなかったのだ。 メタトロンは街の明かりが小さくなるまで上昇した。 上空は、凍てつくような寒さであった。 メタトロン「っ………」『よろっ……』 メタトロンは寒さと傷口の痛みでよろめいたが、直ぐに体勢を立て直すと、空気のきれいな場所を目指して飛んだ。 時刻は夜で、更に厚い雲で覆われた空は地獄の闇のように暗く、どちらが東でどちらが西かもわからない。 メタトロンは己の直感に任せて羽ばたいた。 凍てつく風が体が縮こまる。 13枚のアンバランスな翼は羽ばたく度にばたばたと忙しなく動いた。 メタトロン:寒い………翼を動かし続けなければ凍ってしまいそうだ………。 メタトロンは天界を思い出す。 神の国の下にある天界は年中温暖で、殆どの天使達は寒さなど知らなかった。 メタトロンは必死に翼を動かした。 その姿はまるで羽虫のようであった。 『ポツッ………』 メタトロン「………?」 何かが、メタトロンの肩に当たった。 肩には、水滴。 メタトロン「っ……しまった、雨だ!」 メタトロンは落ちてくる水滴を見ながら焦った。 大気によって冷えきった体、それが更に雨に濡れてしまうと体が完全に冷たくなり、雨に濡れた翼は鉛のように重くなる。 そうなるともっと翼を動かさなければならず、体力を多く消費してしまう。 それに……。 『ポツッ』 雨が、傷口に当たった。 『ジュッ』 メタトロン「あああっ!!」 あまりの痛みにメタトロンは悲鳴をあげた。 雨が付着した傷口から煙が出る。 雨は、酸性雨であった。 イギリスの工業革命の頃から出現した、汚染された雨である。 メタトロンは酸性雨を恐れていた。 酸性雨は彼の傷に染みるのだ。 メタトロンは雨から逃れようと更にばたばたと翼を動かした。 だが、それで雨がやむわけではない。 『しとしと………』 メタトロンが逃げようとする度に、雨の数が段々増えていく………。 『ザーッ』 そして、雨がとうとう本降りになった。 雨が容赦なくメタトロンの体を濡らす。 『シューッ……シューッ……』 傷口から煙が出る。 濡れた翼から酸性雨が傷口に垂れてきたのだ。 メタトロン「ぁ……あぁあぁぁああぁぁあぁあぁあぁああぁっ!!!」 メタトロン:痛い。 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!! 傷口から肉を溶かすように、酸性が肉体の内側を焼こうとしてくるのをメタトロンは感じた。 心臓のギリギリを槍で突き刺されるよりも、歯を一本一本ペンチで抜かれるよりも、遥かに残酷な痛みが天使の肉体と心をじわじわと追い詰め壊そうとする。 メタトロンは涙で頬を濡らしながらも懸命に翼をばたつかせ、遠くへ遠くへと行こうとしていた。 だが、雨に濡れた重みと傷口からの激痛で翼は殆ど動かなくなり、視界がぼやけ、意識が朦朧としてくる。 遂に、気を失ったメタトロンは雨と共に空から落下し、森の中へと消えていった。 [newpage] エミリー「雨が強くなってきたわね………」 自室の窓の外を見ながらエミリー・ダイアーはそう呟いた。 ここはエウリュディケ荘園、ここの主人に手紙で招待され、様々な場所で行われるゲームにエミリーは参加者の一人として主人が設けた屋敷に住んでいた。 エミリーは自室で傷薬の調合をしているところだった。 傷口に定着させる様々な薬草を練り込んだ塗り薬で、少し傷に染みるが良く効く薬であった。 それを清潔な包帯二つと共に麻の袋にいれる。 エミリーは誰かを待っていた。 『トントンッ』 エミリーはドアに視線を向けた。 エミリー「どうぞ」 ドアが、開いた。 そこには、一人の青年が立っていた。 ビクター「………」 ポストマンのビクター・グランツは視線をきょろきょろとさせながらもエミリーにぺこりと会釈をした。 エミリー「こんばんわ、ビクターさん。 傷薬は丁度出来ましたよ」 エミリーがそう言って微笑むと、ビクターは大きめのスケッチブックを取り出して捲り、エミリーに見せる。 ビクター〈ありがとうございます、エミリーさん〉 エミリー「どういたしまして。 ウィックくん、早く良くなるといいわね」 実は、今日のゲームでビクターの相棒である犬のウィックが手紙を送り届ける際にハンターに攻撃されて右足に怪我をしてしまったのである。 だから、ビクターはエミリーに傷薬をお願いしていたのだ。 エミリー「塗り薬を塗ったら、包帯を巻いて、とれないようにきつく結んでね。 包帯は一応二つ入れてあるけれど、替えが欲しかったら何時でも言ってちょうだいね」 ビクター〈ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします〉 エミリー「ええ。 よろしくね」 ビクターは深々とお辞儀をしてエミリーの部屋を退室し、自身の部屋へと歩を進めた。 ビクターは、あまり話すことが出来ない。 手紙を配達する仕事をしているが酷く口下手で、そして何故だかわからないが彼の口は糸で縫い付けられているのであった。 なので彼はスケッチブックを使って人とコミュニケーションをとっているのである。 ビクター:エミリーさん、とても優しい人だったなぁ。 荘園のゲームに参加している人達は本当にいい人達ばかりだ。 クリーチャーさんとフレディーさんはまだ少し怖いけど………。 でも、大丈夫だよね。 だって僕には相棒のウィックがいるんだから。 そんな事を思いながら、ビクターは自室に到着した。 ビクター「………」『コンコンッ』 ビクターは部屋で大人しくしている相棒のウィックに帰宅の合図を送った。 ビクターは糸のせいで少ししか話すことが出来ない。 大きく口を開けるのも勿論出来ない。 だから合図を決めているのだ。 ビクターはドアを開けた。 すると相棒のウィックがビクターの元に……。 ウィック「バウワウッ!」『ダッ』 ビクター「っ!?」 突然、大きな塊が部屋を飛び出していった。 それは、ウィックであった。 ビクター「っ!?」 ビクター:ウィック!? ビクターは立ち上がり、素早くクラップを三回した。 戻ってこいの合図だ。 だが、ウィックは玄関まで走っていく。 ビクター「っ……!!」 ビクターはウィックを追いかけた。 ウィックは荘園の森の中に入っていった。 ビクター「っ……」 ビクターは森を見る。 鬱蒼とした森は夜の暗闇に包まれ、更に不気味であった。 ビクター:怖い……。 ビクターは足がすくむ。 だが、ウィックのことが心配だった。 ビクター:こ、怖がっちゃダメだ!今ウィックは怪我をしているんだ。 僕が捜さないと………。 ビクターは勇気を振り絞って森の中へと入っていった。 メタトロン「っ………うっ………」 メタトロンは目を開けた。 そこは森であった。 メタトロンは気を失い、森のどこかに落ちてしまったのだ。 『ズキッ』 メタトロン「っ!所々打ったようだな……」 メタトロンは体についていた木の葉や木の枝を取り除き、立ち上がる。 だが、よろめいて膝をついてしまった。 メタトロン「くっ………まだ傷が………」 背中の傷はさっきより激しく血を流していた。 炎症もある。 酸性雨が傷口に大量に入ったからだ。 メタトロンは貧血でとても危ない状態であった。 メタトロンはなんとか体を動かし、木の下へ避難する。 まだ、翼の水滴が傷口に垂れて痛い。 メタトロン「はぁっ………はぁっ……」 メタトロンはぐったりと木に寄りかかった。 また意識が朦朧とする。 メタトロン:俺は………ここで死ぬのか? ふと、メタトロンはそんなことを考えた。 そして、苦笑した。 メタトロン:馬鹿だな俺は………。 ここで死ぬのかだなんて………。 ここ以外に俺に似合いの死に場所なんてないだろ?こんな化け物みたいなヤツの死に場所なんて………。 メタトロンは空を見た。 相変わらず、空は雨を降らしている。 天使『なんて恐ろしい方だ………』 天使『天使と云うより悪魔のようだわ』 天使『貴方に私達の心など理解できますまい』 天使『お前みたいな化け物が大天使だなんてどうかしてる!!』 天使『多眼なんて気味が悪い!』 ゼウス『嗚呼!その目で見るな!!どうしたらそんなに醜い姿になるのだお前は!』 サンダルフォン『もう、貴方は僕の兄さんなんかじゃない』 サンダルフォン『消えろよ、化け物』 メタトロンの脳裏に、様々な人が現れる。 全て、彼に向けた罵詈雑言であった。 メタトロン:化け物、化け物、化け物か………。 メタトロンはきつく唇を噛む。 彼の両の目からは涙が溢れた。 彼はずっと、己の醜さを憎んできた。 無数の目を持つ彼は疎まれ蔑まれていたのだ。 下手をすれば、悪魔に堕ちてしまうほどに、彼は心を病んでいた。 でも、メタトロンには双子の弟のサンダルフォンがいた。 彼は美しい弟を護ると誓い、そして他の天使とは違う自分を克服するために、彼は正義を貫き強くなる決心をした。 だから、彼は悪魔にも堕天使にもならなかった。 そうして彼は七大天使になることが出来た。 でも、彼に対する偏見の目は、無くならなかった。 メタトロン:結局のところ、何もかもが無駄だったのだ。 正義のために闘ったところで、異形である俺が認められることなど、けっしてなかったのだ。 メタトロンはサンダルフォンに軽蔑され、罵られたことを思い出す。 メタトロンはあの日から、希望を失っていた。 軽蔑され続ける毎日に、体がもたなくなっていった。 だから、彼は自身の翼をもぎ取り、この地へ降りたのだ。 そして、暗い森の中で死にかけていた。 メタトロン:何もない。 希望なんてない。 希望なんて存在しない。 俺には………俺には何もないんだ………。 俺にはなにも………。 瞼が重くなっていく。 何処かで、讃美歌が聴こえてくる。 メタトロン:………もしも。 メタトロンは目を閉じる。 メタトロン:もしも、誰かが生きるチャンスをくれるなら………こんな化け物に、生きる希望をくれるなら………俺はそんな人を一生をかけて愛していたい………。 もしも………もしも……。 メタトロン「…………誰か俺を、たすけて……」 メタトロンはか細い声でそう言った。 その時であった。 ウィック「バウワウッ!」 メタトロン「………?」 メタトロン:………犬の鳴き声? メタトロンは、目を開けた。 そこには、一匹の犬がいた。 右足を怪我している。 メタトロン:野犬では………ないようだ。 帽子や小さな鞄、首輪もついている。 だが、こんな山奥になんで犬が………。 ウィック「ワウッ!」 メタトロン「………お前、俺が見えているのか?」 ウィック「ワウッ!」 メタトロン「俺が………怖くないのか?」 ウィック「ワウッワウッ!」 メタトロンは驚きで目を見開いた。 犬が天使を目視できる事例はそんなにない。 目視できるにしても、天使とは呼べない見た目をしているメタトロンを怖がらないのがメタトロンにとって一番の衝撃だった。 犬はひょこひょこと近づいてくる。 メタトロン「………その足、誰かにやられたのか?」 メタトロンは犬の右足に触れた。 よく躾られているのか、犬は噛んでこなかった。 メタトロン「可哀想に………」 メタトロンはそう言って、犬の右足の傷に触れた。 メタトロン「気休めだが、傷を治してやろう。 お前に、天使の加護を………」『ぽおっ………』 すると、メタトロンの手からから優しい光が現れ、犬の右足の傷を包み込んでいく。 そして、メタトロンが手を離すと右足の傷はなくなっていた。 メタトロン「これで、動けるだろ?」 犬は嬉しそうにピョンピョンと跳ね回って喜んだ。 その姿に、メタトロンの顔は少しほころんだ。 『ガサガサッ』 メタトロン「っ!?」 突然、向こうで草を掻き分ける音が響いた。 メタトロンは身構える 身構えると言っても音がした方に視線を向けているだけなのだが……。 ウィック「バウワウッ!バウワウッ!」 犬が音のする方へ吠えた。 すると………。 『ガサガサガサッ』 向こうの茂みが揺れたと同時に、金髪の青年が茂みから顔をだした。 ウィック「ワウッ!」 ビクター「っ………!」 犬は嬉しそうに青年のもとに駆け寄った。 青年は犬を抱き締める。 メタトロン:飼い主か………よかったな。 メタトロンはまだ僅かに残っていた力を犬の怪我を治すために使ってしまい、ぐったりとしていた。 だが、不思議と後悔はなかった。 メタトロン:あの犬と青年は何処かへ行ってしまうだろう。 俺はまた一人になる。 だが、恐怖はないな………。 メタトロンは目を閉じた。 そして、青年が犬を連れて去るのを待った。 メタトロン:最期に、俺の姿を恐れぬ者に出逢えて良かった………。 ビクター「ぁ………」 突然、至近距離で声が聞こえた。 メタトロン「っ!?」 目を開くと、青年がいた。 ビクター「っ……」 縫われている口許からは言葉はでないが、心配そうな目がメタトロンを映していた。 メタトロン:………え? メタトロンは目の前の状況に理解が出来ず固まった。 青年の視線は、メタトロンに向いていた。 周りに人なんていない。 メタトロン「お前、俺が見えるのか?」 ビクター「…………ん」『こくり』 青年は頷いた。 メタトロン「怖くないのか?俺が………」 ビクター「………」 青年は突然スケッチブックを出すと、鉛筆で何かを書き始めた。 そして、それをメタトロンの前に出した。 ビクター〈怖くありません〉 そして更にスケッチブックのページを捲り、書いてまた前に出す。 ビクター〈先程、貴方がウィックの怪我を治しているのを見ました。 ウィックの怪我を治してくれて、ありがとうございます〉 メタトロン「っ………」 その文章を読んで、メタトロンの瞳からは涙が溢れた。 他人に感謝されたのは、随分と久しぶりだった。 ビクター〈見たところ、酷い怪我をしているようですが、大丈夫ですか?もしよければ、手当てをしたいです〉 メタトロン「手当て………」 青年が見せた文章を見て、メタトロンは改めて自身が酷い怪我をしているという現実に引き戻された。 ビクター〈ここに、塗り薬があるんです。 包帯もあります手当てさせてください〉 スケッチブックに書かれた文章にメタトロンは泣きそうになりながら手当てをお願いした。 青年の手当ては優しく、忘れかけていた優しさにメタトロンはまた涙をこぼした。 丁寧に包帯を巻かれる。 ビクター〈出来ました。 どうですか?〉 メタトロンはそっと包帯に触れた。 背中の傷はもう痛くなくなっていた。 メタトロン「ありがとう。 もう、痛くない」 ウィック「ワウッワウッ!」 ビクター〈良かった………!〉 青年はにっこりと笑った。 メタトロン「っ………!」『ドキッ』 とても、可愛らしい笑顔だった。 メタトロン「………なぁ」 ビクター「?」 メタトロン「名前、何て言うんだ?」 メタトロンは青年にそう訪ねた。 青年は、スケッチブックを捲って、メタトロンに見せた。 ビクター〈僕の名前はビクター・グランツ。 手紙を配達するポストマンだよ。 この子は相棒のウィック。 どうぞよろしくね〉 ウィック「バウワウッ!」 メタトロン「ビクター………ウィック………」 メタトロンは、ビクターとウィックに向かって微笑んだ。 メタトロン「………俺の名はメタトロン。 契約の天使だ。 どうぞ、よろしく」 これが、ポストマンビクターと大天使メタトロンの運命的な出会いであった。 [newpage] メタトロン「………」 メタトロンは、廊下を歩いていた。 ここはエウリュディケ荘園の屋敷の渡り廊下。 ここには沢山の人間が暮らしている。 ウィラ「マルガレータ、今日はどんな格好で参加するの?」 マルガレータ「今日は『調教師』にしようと思っているわ」 ウィラ「じゃあ私もおめかししようかしら」 談笑しながら歩く二人の女性が、メタトロンの横を通り過ぎた。 二人とも、メタトロンのことは見えていなかった。 メタトロン「やはりビクターだけなんだな。 俺の姿を確認できるのは………」 メタトロンはそう言って部屋に引き返した。 ビクターに助けられたあの日から、メタトロンはビクターの部屋で寝泊まりしていた。 流石に悪いとメタトロンは始め断ったのだが、二人がかり 一人と一匹? で引っ張られ部屋に連れていかれてしまったのでとうとう折れて一緒に暮らすことになったのであった。 メタトロン「………ビクター」『コンコンッ』 メタトロンはビクターの部屋をノックした。 すると、ドアが開いてビクターがメタトロンを出迎えた。 メタトロン「ただいま、ビクター」 ビクターは腕を広げる。 『アレ』だ。 ビクター「ん」『にこにこ』 メタトロン「………本当にするのか?」 ビクター「ん!」 メタトロンは暫く考え込む。 そして、腕を広げてビクターを抱き締めた。 これはビクターがメタトロンに教えた合図であった。 おかえりと言えない代わりにハグをする事にしたのである。 メタトロンはこれにはかなり渋った。 だが、助けてくれた恩人であるビクターのお願いを聞いてあげたいメタトロンは承諾してしまったのであった。 メタトロン:人に触れるなんて初めてだ………。 メタトロンは他人の暖かさに驚き、戸惑い、そして不思議と安心した。 体を離す。 ビクターはにっこりと笑った。 メタトロン:不思議だな、ビクターは。 ひとつの言葉もないのに、何故こうも安心できるのだろう? メタトロンはビクターの口元を見つめた。 メタトロン:………まぁ、それはいずれ分かるかもしれない。 今は考えることよりも、目の前の現実を見つめることの方が大切だ。 メタトロンは、ビクターに笑いかけた。 彼が負った深い心の傷は、助けられたあの日を境に背中の傷と共に消え失せた。 ビクターがゲームで共に参加した人に手紙を書く。 カリカリとペンが紙に文を作り出す音がする。 メタトロンはウィックと共にその音に耳を傾け、瞳を閉じた。 そこには、多だ幸福な静寂のみが存在しているのであった。 [newpage] おまけ 『胸に押し抱かれた花』 アンデルセン童話では、天使がお亡くなりになってしまった子供を抱き抱えて天国に連れていくと言った話が存在します。 天使に抱えられた子供は、天国に連れていかれるときに自分達の世界から特別気に入った花を持っていくことができます。 その花を持っていき、天界の大天使様に捧げると大天使様はその花に感謝と慈しみのキスを贈り胸に押し抱きます。 大天使様にキスされ、押し抱かれた花は永遠の命を貰うことが出来、天国の花として永遠に咲くことが出来るそうです。 メタトロン「………」 メタトロンは屋敷で談笑する女性達の話を聞き、顔を曇らせた。 彼女達は天使の話をしていた。 大天使が大地の花に永遠の命を与えるという話だった。 「本当かどうかわからないけど」と言って笑う彼女達を横目に、メタトロンは談話室を出た。 メタトロン:大天使に、花か………。 メタトロンは天界にいた頃を思い出す。 メタトロンがいた天界には、大天使が花に永遠の命を与えるための儀式が本当に存在した。 七大天使全員に天使達が子供と花を持ってくるのだ。 七大天使に子供を抱かせ、次に生まれ落ちるときには幸せになるように祈るのが仕来たりになっていたのだ。 勿論、メタトロンもそれに参加していた。 だが………。 天使『メタトロン様に抱かせたらきっと幸せにれないわ』 天使『メタトロン様を見ると子供達が怖がって泣いてしまって………』 天使『ウリエル様ならまだしもメタトロン様はちょっと………』 天使『メタトロン様は絶対花に命なんか与えられないわよきっと』 天使『花を渡した瞬間折ってしまいそうで少し怖いわ………』 天使達に恐れられていたメタトロンは子供を抱いたことなどなかったし、勿論花に命を与えたことなど一度だってなかった。 メタトロン「まぁ、この見た目だから嫌われても仕方ない………」 メタトロンはそう言ったが内心とても羨ましかった。 メタトロンは他の大天使に抱かれた子供や花を何もせずにただ見ているしかなかったから、子供を抱いて嬉しそうに笑うラファエルや、花にキスをして命を与えているガブリエルの慈悲を含んだ微笑みが本当に羨ましく、自身の醜さが本当に憤ろしかった。 メタトロン:俺も、もっと普通の見た目であればよかったのに………。 『とんとん』 メタトロン「………?」 ふいに、背中を優しく叩かれた。 振り返ると、そこには金髪の青年………。 メタトロン「嗚呼、ビクターか。 どうしたんだ?」 メタトロンはビクターに声をかけた。 ビクターはもじもじしている。 両手を後ろに隠していた。 メタトロン:………お手洗いを我慢しているのか? メタトロンはちょっと失礼なことを考えてしまったがビクターがこの後どうするのか気になったので待つことにした。 ビクターはちらちらと目配せをして、頬を赤く染め、いきなり後ろにあった手をばっとメタトロンの前に差し出した。 それは………。 メタトロン「これは………花?」 それは、小さな花束であった。 ビクターはまだもじもじして顔を赤くしながらスケッチブックをメタトロンに見せる。 ビクター〈花束を作りました。 受け取ってください………〉 文章は緊張のためか少し文字が乱れていた。 メタトロン「………くれるのか?」 ビクターは頷いた。 メタトロン「本当に………?」 ビクターは激しく頷く。 メタトロンは困惑した。 本当に、貰ってもいいのだろうかと。 それに、ある不安があった。 天使『花を渡した瞬間折ってしまいそうで少し怖いわ………』 メタトロン:花なんか触ったことがない。 もしあの時天使が言っていたような事になってしまったらビクターが可哀想じゃないか。 でも、受け取らないとビクターが哀しむ………。 メタトロンは受け取るのを躊躇する。 ビクターは緊張しているのか、体が震えていた。 目をぎゅっと綴じてもいる。 メタトロン:断りたくない。 でも、受け取れない。 俺にそんな資格なんてない。 俺には、俺にはそんな………。 メタトロンは、少し後ずさった。 ラファエル『決めつけは、よくありませんよ』 メタトロン「!?」 ふと、あの日の言葉のなかにある声がよぎった。 同期である大天使ラファエルが、天使達に言っていた言葉であった。 ラファエル『メタトロンはそんなことはしませんとも。 花を折ることも、子供を傷つけることも、彼はしませんよ。 今はわからなくても、きっと貴方は彼に子供を抱かせ、花を差し出す日がくるかもしれませんよ。 僕は、信じていますとも』 メタトロン「………」 メタトロン:………そうだった。 すっかり、自分が何者であったか忘れるところだった。 メタトロンはビクターに近づいた。 そして。 『チュッ』 ビクター「っ!?」 ビクターの口の左端に軽くキスをして包み込むように優しく花を受け取った。 ビクターが更に顔を赤くして目を開き顔をあげると、メタトロンが一つ一つの花にキスをしているのが目に入った。 ビクター「っ………!」『カァァッ……』 メタトロン「………っは………」 最後の花に口づけをしたメタトロンがビクターに視線を戻す。 ビクターは慌てて目を逸らした。 メタトロン「ありがとう、ビクター。 大切にするよ」 メタトロンはそう言って微笑んだ。 それは彼が生まれて初めてする、優しさと慈愛を含んだ天使特有の笑顔であった。 メタトロン「早速部屋に飾ろう。 花瓶は部屋にあっただろうか………?見てくるから待っていてくれ」 メタトロンはそう言って部屋に向かって走ってていった。 ビクター「………」 ビクターは先程キスされた口の端を触る。 ビクター「っ………」 ビクター:生まれて初めて、キスされた………。 『カァァッ』 恥ずかしさと何とも言えない幸福と喜びで彼の顔はさしずめ磨きたての熟したリンゴのようであった。 [newpage] 更におまけ 『オリキャラの紹介』 メタトロン 七大天使の一人。 「契約の天使」、「天の書記」、「神の代理人」と様々な名で呼ばれる。 タルムードで僅かに記載されているだけだが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教もメタトロンを正式な天使であるとしている。 炎の柱でユダヤ教の信者達を導いたとされている。 36対の翼と無数の目を有しており、神に近い存在であったとも言われている。 あと自分に背く者を容赦なく串刺しにした話が有名である。 ここまでは聖書の通り 天界で最も強いとされている天使。 産まれたときから無数の目があり、他の天使達とは違う見た目であったことから幼少期から疎まれ蔑まれてきた。 双子の弟サンダルフォンや天界のために大天使として誠意を尽くしてきたが、未だに続く差別と弟の自身に対する軽蔑により絶望し、逃げるように天界を去った ただし堕天はしていない。 ビクターのことは命の恩人として感謝しており、助けてもらった御礼として彼を守護している ビクターの対して恋愛感情も抱いているのだが「天使の自分が恋などしてもいいのか」という不安で思いを打ち明けられずにいる。 天界には戻りたくない。 一人称は「俺」 二人称は「お前、貴様」 性格:無愛想だがとても一途で誠実な人。 時折頑固な部分もある。 見た目:色白で金髪碧眼。 目はコバルトブルー。 髪はストレートで背中辺りまで長い。 左頬とうなじ、そして胴体に幾つか眼がある。 服は白を基本としたワンピースタイプの服。 翼は13枚 右側に7枚、左側に6枚。

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#第五人格 #配達員 契約の天使に救済の手紙を

第 5 人格 配達 員

たとえ親しい者同士でも、口にできない想いがあるだろう。 そんな時、誰にも知られずこっそりとその言葉を文字にして綴り、それを相手へ送り届けることができたらどんなにいいだろう。 中には、ナイチンゲールに頼んでそうして相手へ届ける者もいるそうだ。 でも、その役割を、できることなら自分が引き受けたい。 それができないだなんて、なんのための『配達員』なのか。 ぼくは、手紙を届けた先の、その人たちの表情を見てみたい。 それは喜びか。 悲しみか。 嬉しさか。 怒りか。 楽しさか。 もしかしたらそれは、喜怒哀楽という単純なものでは表せられないほどの感情かもしれない。 それでもいい。 だって、想いを届けるというのが、ぼくの仕事なのだから。 だからぼくは、ナイチンゲールにお願いしたのだ。 まるで家の形をしたようなそれには細長い投函口があり、その底部分には、南京錠がぶら下がっていた。 しかも、鍵穴だけでなく暗証番号つきの厳重なものが。 おそらく、その鍵を外すと底部分の蓋が開き、そこから投函された手紙がバサバサと落ちてくる仕組みなのだろう。 こんなものを置くようナイチンゲールに頼むのは、つい最近やって来た『彼』のしわざに違いない。 そして、ものの1分もしないうちに連れてきてしまった。 「やっぱりビクターがお願いしたんだってー!」 「…………!!」 人との関わりが苦手だというビクターは、周りの視線に耐えきれずに俯いてしまった。 服の裾をぎゅっと握りしめて震える彼を見かね、ナワーブはマイクの頭を軽くペシリと叩いた。 「いてっ」 「ばーか。 少しは気ィ遣え」 「……。 …………あっ、そーだった。 「ごめんねー?」と謝るマイクに、ビクターがふるふると首を横に振る。 うってつけの人物がいるにはいるが。 彼は目隠しをしていて視線を感じることはないし、何より声も口調も落ち着いていて穏やかだ。 残念ながら、エミリーは朝食を作るために厨房にいるので不在だ。 イライはビクターの前で立ち止まると、口元をやわらかく綻ばせた。 「驚かせてすまない。 私たちはきみを責めるつもりは毛頭ないよ」 「…………ほ、本当、ですか……?」 「本当だよ。 人の言葉を信じられないかもしれないが、今この時の私の言葉は信じて欲しい」 「…………」 「どうしてポストを置いたんだい? 私たちは、その理由を知りたいんだ。 きみの口からね」 「ぼくの、口から……」 マイクよりほんの少し高めの、幼さを感じさせるような小さな声。 ビクターはしばらくもぞもぞと両手を動かしていたが、やがて、ちらりとイライの方を窺った。 すぐにまた目を伏せ、それから、ぽつりぽつりと話し出す。 「……こ、言葉にできない想い、を、手紙にすれば、相手に届けることが、できる。 ぼくは、それができる、から……その……ご、ごめんなさい……」 「なーるほど。 つまり、愛しのきみにラブレターを送れるということか」 「ひぇっ」 すいっとビクターのそばに寄って大袈裟な身振り手振りを混じえてそう言ったのは、カヴィンだ。 女の子が好きだと常日頃から宣言し、隙あらば口説こうとする彼のラブレター発言に、ナワーブもイライも苦笑を浮かべる。 「なんだよ。 愛を囁くだけじゃあ物足りないのか?」 「ああ。 女性に対する愛情は言葉だけじゃあ足りないのさ。 時には文字にして伝えることもある」 「便箋が何枚あればいいのやら」 「おいおい。 たしかに便箋が何枚あっても足りないかもしれないが、さすがに何十枚もの手紙を送りつけるなんて非常識な真似はしないぞ」 「そんなことしたら、わたしが成敗してやるところだよ」 そう言って話に入ってきたのはマーサだ。 カヴィンが肩を竦め「残念ながら、僕に被虐的趣味はないなあ」と笑った。 その様子に、ナワーブもイライもマイクも声をあげて笑う。 おどおどと戸惑うビクターに、ナワーブは自分が声をかけても大丈夫だろうと判断し、彼に向かって口を開いた。 お前も気にするなよ」 「は、はい……」 「でもお手紙出すの楽しそうだねー! なんだか秘密のお話してるみたい」 ぷくく、とマイクが笑う。 「手紙を書くなんて滅多にないから、なんだかワクワクするわね」 「おいイライ、お前の天眼で手紙の内容覗き見たりとかするなよ?」 「ははは。 カヴィン、残念ながら私の天眼はそんな風には出来ていなくてね。 私が視えるのは、せいぜいきみが誰にどんなラブレターを書いて送るのか、そんな未来が視えるくらいさ」 「おや。 いったい誰に送るのかな?」 「えっ、さっそく? だれだれ?」 「それは秘密だ」 わいわいとはしゃぐ3人を眺め、ナワーブはビクターへ目を向けた。 彼は落ち着きを取り戻したようで、和やかな眼差しでカヴィンたちを見つめていた。 視界の端では、自分たちに朝食の用意ができたことを告げに来たのであろうエミリーとエマの姿が見える。 ナワーブはビクターの肩を軽く叩いた。 「オレはあまり手紙は書かないが、まあ、他の奴らは書くかもしれないから、よろしくな」 「う、うん! 任せて」 ぐっ、と両の手を拳にして頷くビクターに、ナワーブはにっと笑みを浮かべた。 ビクターがポストを確認すると、それなりの枚数の手紙が投函されているようだった。 回収時間はポストの横に貼ってある紙に記載してあるので、誰かがその時間に合わせてさっそく書いたようだ。 回収用の袋を用意し、南京錠へと触れる。 瞬間、 「……………………っ」 視線を感じた。 仲間なのに。 何が目的で。 ただ手紙を回収しに来ただけなのに。 訳が分からなくて、怖くて、どうしていいのか分からない。 背中に冷や汗が伝う。 気づかなかった。 え、と顔を上げる。 「…………」 「ひぇっ」 そこには、無表情のままこちらを見下ろすノートン・キャンベルがいた。 何も映さないような暗い瞳は何を考えているのか分からなくて、思わず身をすくませる。 かたかたと震えるビクターをよそに、ノートンは無言のまま、自分が感じた視線の先へと顔を向けた。 それにつられ、彼の体の隙間から様子をうかがう。 ちらりと見えたのは、茶色い帽子。 ノートンが呟いた。 「…………ピアソンさん、か」 「え、え、な、なんで」 「……さあ。 僕は知らない。 でも、何か、企んでたんじゃ、ない、かな」 途切れ途切れに話す彼の顔は無表情のまま。 どこを見ているのかも分からない。 けれど、自分に対して話しかけているのだということは分かる。 ビクターがオロオロしていると、 「キミがひとりだと……また、ピアソンさんが戻って来る……かも。 見張ってるよ」 「え? で、でも、ノートンさん、ゲームは……?」 「今日は、休み。 平気だよ」 「そ、そうで、すか」 「うん」 はやく、と言わんばかりに無言の圧力を感じる。 ビクターはあたふたとポストに向き直ると、まずは番号を合わせるため数字が刻まれた部分を動かし始めた。 ジジ、と文字盤が動く音がする。 ダメだ」 「へ!?」 「このまま、だと……僕から、番号が見える」 「た、たしかに」 「だから、僕は向こうを向いて、耳を塞いでる」 「はい!?」 そう言うやいなや、ノートンはくるりと背中を向けると、両手で耳を塞いでしまった。 無表情で。 なんだかとてつもなくシュールだ。 ビクターは彼の厚意に内心で感謝の言葉を呟きつつ、手早く暗号を解除した。 鞄から取り出した鍵を差し込み、南京錠を外す。 蓋を開け、あらかじめ口を開けていた袋へ落とす。 バサバサと音を立てて吸い込まれていく手紙は、少なくとも5通以上はあるようだ。 「あの、もう大丈夫ですよ」 「そう」 ビクターの言葉に、ノートンは自分の耳なら手を離してこちらの方へ振り返った。 ちらりと回収用の袋を見つめて、ぽつりと呟く。 「……部屋まで送ろうか」 「え!?」 まさかの申し出に、ビクターは思わず素っ頓狂な声をあげてしまった。 ガバッと彼を見上げると、その瞳はいつになく真剣で、本当に自分のことを心配してくれているのだと言うことが伝わってくる。 ノートンがちらりとピアソンさんらしき人物がいた方へ目を向けた。 そして、ビクターを見下ろす。 「……ここにいる人たちは、僕みたいに、なにか目的があって来てる人たちだ。 仲を深められる人もいれば、そうじゃない人もいる。 何を考えてるのか分からない人だっている。 そんな人、信用できないだろう?」 人のこと、言えた義理じゃあないけど、とノートンが自嘲じみた笑みを口元に浮かべた。 しかし、彼の左半分を覆うケロイドのせいか、少しいびつな笑みだ。 だが、この少しの時間で、ビクターはなんとなく察することができた。 ノートンが部屋にこもるのは、自分が不安定な状態である時なのではないだろうか。 自覚はしていないのかもしれないが、それを本能的に察していて、そんな自分を少しでも他人に見せないよう、傷つけないよう配慮した結果なのではないだろうか。 これは自分の希望的観測もはいっているのでどうも言えないが、少なくとも、今対峙している彼には誠実さがうかがえる。 嘘をついているようにも見えない。 ビクターは首を左右に振った。 「自分をそんな風に言わないでください。 ぼくは、ノートンさんのこと、信頼してます」 「……………………」 一瞬。 ほんの一瞬だけ、ノートンの周りの空気が変わった。 ビクターは何か悪いことを言ってしまったのかと肩をビクリと震わせた。 しかし、そんな自分を見てハッとした顔になった彼は、一度深呼吸をすると目を細めた。 「……僕には、もったいない、言葉だ」 「そう、でしょうか?」 「そうだよ。 ……そういう言葉は、別の人に向けられるべきだ。 ……行こうか」 「ぁ、えっと、はい」 促されるようにノートンから言われ、ビクターは曖昧に頷きながら自分の部屋に向かって歩き出した。 彼はビクターの斜め後ろを常にキープし、誰かついてきていないかと周りへ視線を向けていた。 実際、階段を昇って行こうとした時、視界の端に麦わら帽子が見えた。 そんな彼女は、目が合った途端「ぴゃっ」ともの陰に隠れてしまったのだが。 たしか、ラブレターがちゃんと届くかどうか不安で、僕の後ろをついてきてたんだった。 なつかしいなぁ。 昔の思い出にひたっているうちに、ビクターは自分に割りあてられた部屋の前に到着した。 ノートンも足をとめる。 「……じゃあ、僕は、これで」 「ま、ままま待ってください!」 すぐさま立ち去ろうとするノートンに、ビクターはあわてて彼の腕をガシィッと掴んだ。 実に失礼だが、見た目とは裏腹に逞しい腕に、振り払われたらぶっ飛ばされそうだとビクビクしつつ、それでもビクターはしがみついた。 「お、お礼にお茶でも飲んでいきませんか! ここまで親切にしてくれたのに、ぼくの気がすみません…!」 「いや、別に、気にしなくても……」 「お願いします! ぼくのわがままに付き合っていただけませんか…!」 「う…………」 あまりに必死に頼みこむからか、ノートンは困ったように眉をひそめ、ビクターから目を逸らした。 それからしばらく沈黙し、やがて諦めたようにため息をつかれてしまった。 その仕草に、あまりに距離を詰めすぎてしまったのではと内心であわてふためいてしまう。 自分の判断は間違っていなかった、となんだか嬉しい気持ちになる。 ビクターはノートンの腕から手を離し、いそいそと部屋の鍵をあけた。 ドアノブを回すとガチャリと音がして、微かに軋んだ音をたてながらドアが開く。 「どうぞ」 「……お邪魔します」 のそりと部屋に足を踏み入れるノートンに「座っててください」と声をかけつつ、ビクターは袋をテーブルに置いて、備えつけられたキッチンへと向かった。 棚からティーセットと茶葉を取り出し、鍋に水を入れて火にかける。 「す、すみません。 何もなくて……」 「いや。 ……まだ来たばかりなんだし、何もないのは、仕方ないよ。 ……今度、ナイチンゲールさんに、頼むといい」 「そ、そうします」 そんな会話をしつつ、沸騰したお湯をポッドとうつす。 そうやってあたためておくといいらしい。 母から紅茶の淹れ方を教わったのだ。 あたためたらポッドのお湯を捨て、茶葉を入れる。 もう一度お湯を入れ、砂時計をひっくり返しておく。 容器の中の砂が全部落ちる頃、茶葉が蒸れてちょうどよくなるだろう。 「……紅茶、飲むの?」 「ええ、はい。 まあ、ぼくひとりですけど……」 ははは、と乾いた笑いがこぼれる。 悲しくなってくる。 なんだか釈然としない。 それをトレイに乗せて、ソファに腰掛けているノートンの元へ向かう。 「はい。 どうぞ」 「ありがとう。 ……それで、手紙なんだけど」 これから配達するの? と、ノートンが訊ねてきた。 ビクターはその隣に座ると、こくりと頷いた。 「はい。 見たところ、5通以上はあるようなので、今のうちに仕分けして、配達しようかと……あの、それが、何か……?」 「ん。 いや……」 ノートンが首を横に振る。 が、何かを気にしているのか、心なしかそわそわしているようだ。 なぜだろう、とビクターは首を傾げた。 カップに口をつけ、しばらく沈黙。 それから、ノートンは何やらゴソゴソとポケットを探りだした。 そして、少しだけしわくちゃになってしまったそれを、ビクターに向かって差し出した。 「え、手紙?」 「うん。 ……ねぇ、ハンターに手紙を届けることって、できる?」 「えっ、ハンター!?」 まさかの言葉に、ビクターは反射的にソファから立ち上がってしまった。 そんな自分の反応を見て、ノートンはしばらくビクターを見上げたあと、手紙をポケットにしまってしまった。 「……だよね。 いいんだ。 気にしないで」 「え、ぅ、でも……!」 「いいんだ」 彼は、まるで何事もなかったかのように紅茶を飲みだした。 「あたたかいものはいいね」と言う横顔は相変わらず何を考えているのか分からなくて、でも、ビクターはその場に立ちつくしたまま、服の裾をぎゅっと握りしめた。 ハンターに出す手紙なんて、どんな内容か想像がつかないけれど、手紙を渡したいと思える間柄なんだ。 そんな人から手紙をもらって、嬉しくないわけない! ビクターは自分に気合いを入れるため、ばしぃっと自分の両頬を叩いた。 いきなりの行動と音にびっくりしたらしく、ノートンがすごいいきおいでこちらへ振り向く。 「……ど、どうしたの」 「ノートンさん、その、て、手紙ください!」 深く頭を下げながら、ビクターはノートンに向かって両手を差し出した。 「え? いや、でも……」 「ノッ、ノートンさん、は、手紙を渡したくて、書いたんですよね? だったら、それを届けるのがぼくの仕事です! ちょっとびっくりしちゃいました、けど……でも、きちんと届けます! 約束します!」 舌を噛みそうになりながらも懸命に言葉を紡ぐビクターを見上げたまま、ノートンはしばらく黙り込んでいた。 その間も、ビクターはその姿勢を崩さない。 だが、恥ずかしさからなのかなんなのか、ぷるぷると体が震えてしまい、汗がとまらなかった。 やがて、 「……分かった」 差し出していたビクターの両手に、カサリと音を立ててそれが乗った。 ガバリと顔を上げると、さきほど見た、少しくしゃくしゃになった手紙があった。 それを丁寧に丁寧に手で伸ばし、胸に抱く。 「ありがとうございます! 精一杯、手紙をお届けします!」 「…………うん。 ありがとう」 その時、ノートンが見せてくれた優しくて穏やかな笑みは、きっと心からの笑顔なのだろう。 ビクターはなんだか嬉しくて「……へへ」と、照れくさそうに笑顔をうかべたのだった。

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