肩 から 背中 の 痛み。 背中の右側に痛みが起こる原因|病気のサインの危険性は?

首が回らない、動かすと背中や肩甲骨が痛い人は注意

肩 から 背中 の 痛み

どうも。 KABOSUです。 今回も トリガーポイントについて 記事にしていきます。 トリガーポイントの概要についてまず知りたいという方はこちらの記事からご覧ください! 今回は、肩や背中、腕の痛みについてです。 背中の痛みは、姿勢が大きく影響していますね。 私は子供を抱っこしすぎて原因不明の背部痛に悩まされた時期がありました。 この時はトリガーポイントではない方法で改善していきましたが、トリガーポイントも大いに関わっていますね。 腕の痛みは、肩の痛みに付随して生じる問題のように思います。 今回はこれらの痛みの原因をトリガーポイントの視点からまとめていきます。 1.肩・背中・腕の痛みに関連する筋 肩・背中・腕に痛みを引き起こす筋は。 斜角筋・肩甲骨を支える筋、回旋筋腱板、上腕筋・脊柱筋の5つに分けられます。 斜角筋は、首の筋でありますが、肩・背部・腕と広範囲にわたって痛みを引き起こす原因となります。 肩甲骨を支える筋は、菱形筋や肩甲挙筋、僧帽筋などの脊柱と肩甲骨との間で支えている筋で、腕と手のすべての動きにおいて肩甲骨を適切な位置に置くのを補助します。 回旋筋腱板は、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋で構成されており、肩甲骨と上腕骨上端に付着し、肩関節そのものを安定させています。 脊柱筋は椎骨に付着し、肩や肩甲骨に直接付着はしていません。 しかし、この筋は背部の痛みの原因の第1位となっています。 2.肩・背部・腕の痛みを引き起こす筋 部位別 ここでは対象となる筋のトリガーポイントが引き起こす痛みを部位別にまとめています。 状況によって変わってきますが、肩前部や肩外側の痛みと比べると少ない症状に当たります。 この場合、棘下筋が原因であることが非常に多いですね。 3.肩・腕・背中の痛みの原因となる筋の一覧表 上記は、先程説明した部位別のトリガーポイントの一覧表になります。 この一覧表を見て、肩・腕・背中の痛みに関わりの深い筋が浮かび上がってきます。 それは、 斜角筋・棘上筋・棘下筋になります。 これら3つの筋が肩や背中、腕の痛みに大きく関わっているといえます。 つまり斜角筋・棘上筋・棘下筋に対するトリガーポイントの治療方法を知っていれば、肩や腕・背中の痛みを改善することが出来る可能性が広がるということですね! 上記3つの筋の治療法についてはこちらに詳しくまとめています。 4.まとめ 今回は、肩や腕、背中の痛みはどこの筋が影響しているかについてトリガーポイントの視点からまとめていきました。 肩や背中の痛みは、肩こりの症状として非常に多くの人が悩まされている問題かと思われます。 この肩や背中の痛みが慢性化すると次第に腕にまで痛みを広げてしまい、どうしようもなくなってしまいます。 肩こりは腰痛と並んで健康を害する障害になりますから、どうやったら痛みが和らぐのかをしっかり理解して自分で痛みをコントロールできるようになると健康に近づくということになります。 痛みに悩まされない身体を作っていきたいものですね! それでは本日はこの辺で! 今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!.

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肩の痛みの原因を肩専門医が解説

肩 から 背中 の 痛み

痛みや自律神経失調症状がつらく、日常生活に支障がでるケースもあります 「線維筋痛症」をご存知ですか? 首から肩、背中や腰、お尻、下肢など、広範囲にわたる強い痛みやこわばりがあり、長期間に及び症状に耐え難い生活を強いられる傾向が高い疾患です。 痛み以外にも自律神経失調の全身的な症状を伴うため、どうしたらよいのか悩む人もいるかもしれません。 線維筋痛症は診断基準があるため、痛みや付随する症状の適切な対処には医療機関での受診と治療が必要になります。 広範囲に及ぶ痛みやその他、気になる症状がある場合は、早めに医療機関に相談しましょう。 <目次>• 線維筋痛症の主な症状 慢性的な全身の痛みが広範囲に及び、特に関節痛、筋肉痛として感じる人が多いです。 痛みに過敏になるため、軽く触れるだけでも痛みます。 刺激が繰り返されることでの悪化や天候、心理的なストレスなども影響し、その日の症状に変化がみられることもあります。 痛みの他にも多岐に渡る症状を伴うことも、線維筋痛症の特徴の一つです。 【伴う症状の例】 疲労を感じる・倦怠感・頭痛・頭重感・うつ・不眠・ドライアイ・ドライマウス・腹痛・下痢・便秘・逆流性食道炎・めまい・耳鳴り・過活動膀胱など。 あまりにもツライ症状が長引くことで、それがストレスとなり心身状態をこじれさせてしまう場合もあります。 痛みによる疲労から精神的な苦痛を招くことも慢性化するひとつの要因となるため、自力でこの悪循環から抜け出すのは困難なります。 また、脳の画像検査から痛みに関する部位に異常が生じていたり、線維筋痛症が長期化することで脳の一部が委縮していくことも分かってきています。 線維筋痛症の原因・検査方法 現在の症状が何か疾患によるものではないか、鑑別するための検査を行います。 線維筋痛症では、痛みの原因となる疾患が見つかりません。 米国リウマチ学会が1990年に提唱した分類基準は、全身18か所の圧痛点のうち11か所以上に圧痛があり、広範囲の痛みが3か月以上続いているということです。 米国リウマチ学会は、2010年には新たな予備診断基準を提唱し、18か所の圧痛点については問わず、過去3が月の広範囲に及ぶ痛み19か所、そして、疲労感・睡眠障害・認知症状の3つと自覚している全身的な症状(頭痛・めまい・耳なり・過敏性腸症候群・頻尿・うつ など)を症候重症度としてスコアに表しています。 また、その後にこの基準を改定したものが2011年、2016年に提案されています。 線維筋痛症のきっかけになるものとは? 原因はまだはっきりとしていませんが、事故によるムチウチ症や歯科治療での抜歯、脊椎の手術など外的要因がきっかけとなる場合と離婚・別居・死別・解雇など生活環境によるストレスや子供においては、いじめ・受験・不登校などの内因性のストレスが関わっているとされています。 このようなストレスにさらされ続けることで脳に過剰な興奮が起こり、痛みに過敏な状態になってしまいます。 その痛みを抑える働きが低下していることが考えられ、発症後のツライ痛みがさらなるストレスとなり、負の連鎖に陥りやすくなります。 線維筋痛症を疑ったら何科にいく?受診すべき診療科 線維筋痛症の症状が表れ始めた時、かかりつけの内科へ相談する人、筋肉や関節が痛いからと整形外科・リウマチ科を受診したり、うつ症状を気にして心療内科を訪れたりと、最初に受診する科は人それぞれのようです。 どこの病院を受診するべきか迷ったり、線維筋痛症について相談したい場合は、線維筋痛症の相談・診療している病院が紹介されているサイトがありますので、ご参考にされると良いかと思います。 「 」というサイト内の「診療ネットワーク参加医療機関マップ」から、医療機関を探すことができます。 線維筋痛症は、痛みを我慢し続け治療開始が遅れてしまうことで悪化する可能性もありますし、それらの症状に他の重大な疾患が隠れていないかの鑑別も必要です。 気になる症状がある場合は早めに診察を受け、必要な検査を受けましょう。 また、線維筋痛症の治療法としては、薬物療法をはじめ鍼や認知行動療法、太極拳のような緩やかな動作を運動療法として取り入れることで痛みの軽減がみられるケースがあるようです。 まずは正しい診断を元に、対策を考えていくことが大切です。 「 」 村上正人• 「(PDF)」日本線維筋痛症学会• 「」仙波 恵美子 【関連記事】•

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背中の左側に痛みが起こる原因は?考えられる病気も紹介

肩 から 背中 の 痛み

肩は1つの関節ではない さっそく肩の痛みの原因にせまる方法についてお話ししたいのですが、その前に最低限の「肩」に関する知識をおさらいしていきます。 それは、肩と言っても結構広範囲で、いろいろな部位を指す用語であるということです。 肩が痛いとおっしゃる患者さんも、痛いと手で押さえる場所は、 ここだったり、 ここだったり、 ここだったり、するわけです。 そこで大雑把に肩を4カ所に分けて考えてみてください。 肩甲上腕関節 -いわゆる肩関節- まずはいわゆる肩関節です。 厳密には 肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)と言いますが、 肩甲骨と上腕骨(じょうわんこつ)で形成する関節です。 この肩甲上腕関節は 人体のすべての関節の中で最も多方向に幅広く動きます。 このように肩甲骨は、受け皿のようなわずかに凹んだお皿状の形状( 肩甲骨の関節窩:かんせつか)をしていて、上腕骨は球状( 上腕骨頭:じょうわんこっとう)をしています。 この 肩関節の中と外を隔てているものとして、大きく2つあります。 1つが 関節包(かんせつほう)という薄めの膜(まく)であり、 もう一つが 腱板(けんばん)という筋肉の先端のスジの合流部です。 この関節包と腱板が肩の痛みの大きなカギを握っています。 肩鎖関節 -肩甲骨と鎖骨の関節- 肩が痛いと言うときに、肩甲上腕関節の他に以外と見落としがちなのがこの 肩鎖関節(けんさかんせつ)です。 肩鎖関節は肩甲骨の屋根に当たる部分である 肩峰(けんぽう)と鎖骨の先端である 鎖骨遠位端からなる関節です。 肩甲上腕関節が最も幅広く動く関節であるのに対して、肩鎖関節は動きは小さめです。 ただ、肩が動くときに多くの人が考えている以上に肩甲骨自体が動いており、その支点の1つが肩鎖関節ですから、重要な関節であることには違いありません。 肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう) これは厳密には関節ではありませんが、肩甲骨の屋根にあたる肩峰の下には滑液包(かつえきほう)と呼ばれるスペースがあり、その下には腱板が走っています。 腱板損傷や腱板に負担がかかっているようなときは、この肩峰下滑液包の炎症が痛みの原因であることは少なくありません。 肩の注射というと、まずこの部位に注射することが多いです。 肩甲骨と頚椎の間 -首と肩の間- この部分、つまり首と肩の間はもちろん関節ではなく、筋肉が多くある場所です。 頚椎から肩甲骨をつなぐ筋肉は、日々負担がかかりやすく、姿勢の変化にも影響を受けやすいので、筋肉が緊張して痛みの原因となりやすい部位です。 要は「肩こり」ですね。 肩の痛みの部位でタイプ分けして原因に迫る それでは、さっそく肩の痛みの原因に迫っていきます。 まずは 肩の痛みがどこに発生しているかでタイプ分けしてみます。 これは患者さん自身がここが傷むと指でさせることもあれば、漠然とした痛みの中で圧痛(押して痛い)部位を探すこともあります。 肩関節周囲の痛み そして、メインとなるのが肩関節の周囲の痛みです。 厳密には 肩甲上腕関節周囲の痛みですね。 これは肩関節の中でも外でもあり、完全に区別することは難しいこともあります。 肩峰下滑液包の痛みもこのカテゴリーに入ります。 ここの痛みの原因は多岐に渡りますが、関節の中と外を隔てる膜とスジである、 関節包と腱板がやはりキーポイントになります。 関節包が炎症を起こして、分厚くなっていくのを 四十肩や 五十肩、 凍結肩という病名がつきます。 腱板が炎症すれば 腱板炎、腱板が損傷すれば 腱板損傷、腱板断裂と呼ぶわけです。 さらに腱板に石灰・カルシウムが沈着すれば 石灰性腱炎ということになります。 さらに、肩の 前側の痛みの原因になりやすいのは 上腕二頭筋長頭腱炎というものです。 上腕二頭筋は力こぶの筋肉ですが、そのうち、長頭と呼ばれるスジが関節の中に入り込むようになっていて、そこでの炎症が起こりやすいと考えられています。 また、肩甲上腕関節は幅広く動く関節ゆえ、 不安定になりやすいという弱点があります。 そのため、脱臼と言えば、肩関節が圧倒的に多いわけです。 その 肩関節脱臼が痛みの原因になることもあれば、脱臼まで至らなくても、 不安定な状態で肩を使っているがための痛みというものもあります。 肩の少し上の痛み -肩鎖関節- 肩の少し上の痛みとは、すなわち 肩鎖関節部の痛みを示しています。 肩鎖関節という部位を自分の身体で触れられるようになっていると、この痛みの部位が肩鎖関節か他の部位かということがわかります。 そのコツは鎖骨を真ん中から外側に向けて触っていくことです。 鎖骨は弯曲しているので丁寧に触っていって、肩あたりにくると、人によっては少し出っ張っています。 ここが肩鎖関節部です。 人によっては出っ張りがよくわからなくて、一番外の骨がない部分まで到達してしまった・・・という触れ方をする人もいます。 そういった人はすでに肩鎖関節を越えて、肩峰の先端まで触れていることになりますので、その先端から指2本くらい内側に肩鎖関節があります。 この肩鎖関節部が痛い場合は当然、肩鎖関節に問題があることがほとんどですが、それは例えば、肩鎖関節に炎症が起こっている 肩鎖関節炎、軟骨がすり減っている 変形性肩鎖関節症、外傷性に脱臼してしまった 肩鎖関節脱臼、鎖骨の先端が骨折してしまった 鎖骨遠位端骨折などがあります。 この肩鎖関節の痛みは 肩の水平内転と言って、腕を胸の前を通して逆側の肩の後を触れるような動きで痛みが出ることが多いです。 水平内転では肩鎖関節の圧力が高まると考えています。 肩から首にかけての痛み これは肩関節から離れて、肩から首にかけての痛みですね。 ここには頚椎という首の骨と肩甲骨を繋ぐ筋肉があり、一番大きな僧帽筋があり、さらに深いところの筋肉として肩甲挙筋、菱形筋などがあります。 この部位が痛いときには、やはり 「肩こり」や 「寝違え」というようなものであることが多いですが、時に 頚椎のヘルニアであったり、 肩関節の問題の二次的な緊張状態を表していたりすることがありますので、注意は必要です。 肩の痛みの特徴でタイプ分けして原因に迫る ここまでお読みいただいたとおり、肩の痛みの部位が絞られれば、原因もかなり絞られてきます。 さらにはご年齢だったり、痛くなったきっかけ(誘因)だったり、というような特徴からさらに原因を絞り込むことができます。 ご年齢の変化 まずご年齢というのは大きなポイントです。 どうしても身体というのは経年変化を起こしていきます。 特に肩関節は進化の過程で二足歩行になり、肩関節は広い可動性が必要とされる状態となりました。 しかし、広い可動性を獲得する代わりに安定性が犠牲となり、その安定性をなんとか保とうとする組織に問題が起こりやすくなっていきます。 それが前半でも解説した関節包であったり、腱板筋群(インナーマッスル)であったりするわけですね。 40—50歳代 まず肩関節の痛みで気になる年齢は40歳から50歳代です。 それは四十肩、五十肩という病名からもわかります。 この年齢で肩が痛いということは、 とりあえず四十肩・五十肩が圧倒的に多いというのは事実です。 おそらく年齢的に少し肩関節の耐久性が落ちてきた中で、しかし、まだまだ肩はよく使う・・・そんなご年齢なんじゃないかと考えています。 もしくは、次の年代で頻度がどんどん上がってくる腱板損傷を防ぐためのサインなんじゃないかということも何となくですが考えたりもします。 60歳以上 四十肩・五十肩のご年齢を超えると、より肩の耐久性が落ちてきますので、頻度が上がってしまうのが 腱板損傷です。 60歳以上の方で「五十肩だと思うんだけど・・・」ということで受診される患者さんも多いのですが、精密検査をしてみると腱板損傷だったというケースはとても多いです。 日々の蓄積負担(オーバーユース) 次に肩が痛くなった誘因、きっかけ、思い当たる節についてです。 実際、振り返ってみていただくと、日々、肩に負担がかかってたなぁと思うようなことがあったりします。 重労働 重いものを運ぶ、持ち上げるなどの作業が多いようなお仕事は肩を傷めやすいです。 特に持ち上げて、上にものを乗せるとか置くという動作での肩への負担は相当大きいので、こういった作業が多い人は単なる 四十肩・五十肩以上のことが起こっていることがあります。 それは 腱板損傷もありえますし、 肩鎖関節のトラブルも結構多いです。 オーバーヘッドスポーツ オーバーヘッドスポーツとは野球の投球動作やバレーボールのスパイク、テニスのサーブなど頭上で腕を振るような動きをするスポーツのことをいいます。 言うまでもなく、この頭上で腕を振るという動作は肩に負担がかかります。 特に野球の投手の肩の痛みは典型的で、 野球肩や 投球障害肩というような名前が一般化するほどです。 この投球動作などの動きは肩関節においても非常に大きな幅広い動きを強いられませすので、 腱板を傷めてしまったり、関節包の近くで 関節唇という軟骨を傷めてしまうこと (SLAP損傷)があります。 激しいスポーツ・トレーニング 激しいスポーツ・・・例えば、コリジョンスポーツと呼ばれる衝突系のスポーツは肩も傷めやすいですが、主に外傷系の傷め方が多いです。 コリジョンスポーツの代表はアメリカンフットボールやラグビーなどですが、これらは転倒も多く、肩を直接強打することが頻繁にありますし、また腕を持っていかれてしまうこともあります。 肩を直接強打しての損傷としては 肩鎖関節脱臼や 鎖骨骨折、肩甲骨骨折など。 腕を持っていかれてしまったときには 肩関節脱臼が起こりやすいので注意が必要です。 また、肩に強い負荷がかかる ウエイトトレーニング(例えば、ベンチプレスなど)によって筋肉を痛めてしまったり、 肩鎖関節に炎症を引き起こすこともあります。 明かなきっかけあり -外傷・衝撃など- 転倒や肩を強打してしまうなどの外傷や強い衝撃が肩や腕に加わったり、急に無理な力が加わった瞬間に痛みが走るなど、明らかなきっかけがある場合は、やはり、なにかしら損傷があるケースが多いです。 転倒して手や肘をついてしまった 多いのは転倒したときに手や肘を地面についてしまって、肩が痛くなるというケースです。 直接ついたのは手や肘だとしても、その力が肩に伝わって、肩が傷んでしまうということはよくあります。 腱板損傷だったり、 上腕骨骨折を始めとした肩周囲の様々な骨折が起こりえます。 転倒などで肩を直接強打してしまった 転んで 肩を直接地面や壁などに強打してしまうケースももちろん多いです。 この場合は肩を構成する骨の中で上腕骨よりも、 より根本にある肩甲骨や鎖骨に骨折が起こったり 肩鎖関節脱臼が起こったりということが起こりやすいです。 また、腱板損傷はこういったケースでも起こり得ます。 腕を後方(背中側)に持っていかれてしまった 腕を後方(背中側)に持っていかれてしまったというケース、もしくは、腕を背中側に思いっきり伸ばしたケースなどで起こるのが 肩の前方脱臼です。 腕を後ろに持っていくと、反作用で腕の根本の肩の部分では上腕骨頭は前方にシフトするような力が加わります。 この力が強ければ耐えきれずに脱臼してしまうことがあるんですね。 重いものを持ち上げた 重いものを持ち上げてから肩が痛い・・・というのも非常に多いケースです。 この場合は単に四十肩・五十肩だけの場合もありますし、この瞬間に腱板損傷を起こしてしまった・・・という場合もあります。 腱板は明らかなきっかけもなく断裂していることもあるくらいですから、ちょっと重いものを持ち上げただけでも切れてしまうこともあります。 さすがにこれで骨折してしまうケースは多くはないです。 病院での肩の痛みの原因特定方法 ここまで、様々な肩の痛みの部位や特徴から考えられる原因を挙げていきました。 あなたの肩の痛みと照らし合わせていただくと、何が怪しいか見えてこられたかもしれません。 しかし、結局は自己診断で正確に診断することは難しいですし、我々、肩を専門とする整形外科医が丁寧に触れて、診察するだけでも正確な診断は難しいというのが現状です。 そのため、様々な手をつくして原因に迫っていきます。 原因特定し、治療するためには肩を専門とする整形外科医にまずかかる 肩の痛みの原因特定(診断)と治療を最も得意とするのは当然、肩を専門とする整形外科医です。 ここまで解説したような肩の痛みの中でも、単に「肩こり」やその延長線上の症状のみの場合はお近くの整形外科クリニックにおいて電気治療や牽引などの物理療法や投薬を受けていただくのがオススメですが、 肩関節の痛みや肩鎖関節の痛みの場合は肩を専門とする医師の診察を受けていただくのがオススメです。 その判別ポイントは肩を動かして痛いか?肩を動かせるか?ということです。 肩こりやその延長線上の症状のみの場合は首を動かすと痛いかもしれませんが、肩は痛みなく大きく動かせることが多いですので、その場合は無理に肩専門の整形外科医の診察を受ける必要はないかもしれません。 痛みの性状を診察・テストで調べていきます それでは実際の診察の流れや意味をご説明いたします。 まず最初は痛みの特徴や患者さん自身の背景を伺っていきます。 これを問診と言いますが、その後、肩に触れたり、動かしたりして痛みの特徴、部位をより正確に把握していきます。 具体的には 圧痛点という押して痛い部位を探したり、 肩の可動域(動かせる範囲)を測定したりします。 さらには 疼痛誘発テストと言って、どのような動き、どのような負荷で痛みが出るかをテストしていきます。 レントゲン、MRI、エコー、CTなどの画像検査で詳しく診ていきます さらに レントゲンで骨の変化や関節の変形の有無などをチェックします。 例えば、大きな腱板損傷があれば肩峰の下のスペースは狭くなりますし、ときに肩峰の骨棘という骨の出っ張りが出てきます。 また変形性関節症、いわゆる軟骨がすり減った状態ですが、これはレントゲンで一発でわかります。 肩鎖関節脱臼や肩関節脱臼、骨折なども当然、レントゲンでまず検出すべきものですね。 さらに レントゲンの状態を立体的に詳しく見ようと思うと CT検査を行います。 CT検査は身体を輪切りにした像ができあがりますが、最近はそれを再構成して立体的な画像が作成できます。 腱板や関節包、関節唇など肩関節の痛みの原因になりやすい部分の多くはMRIが最もよく検出できます。 そのため、肩の診察ではMRIでのチェックがオススメです。 MRIは緊急時を除くと基本的には予約検査なのでご注意ください。 エコーもそれに準じた画像が得られ、また、動かしながらみることができるので、私も時々使用しております。 これらの画像検査で得られた異常所見と実際の診察、テストの結果を照らし合わせると多くの場合は肩の痛みの原因がかなり絞れます。 時には注射・リハビリなどを行って治療しながら原因を特定していきます しかし、まだ特定できず、確定診断に至らない・・・ということもあります。 そういったときには 絞ったターゲットとなる原因を改善するような治療を試みることで、効果があるかないかで原因特定を進めます。 これは診断的治療と言います。 特に 診断的治療に有用なのが注射です。 注射はピンポイントに薬剤を投与できるので、どこが炎症を起こして、痛みの原因となっているかを特定するのにも、そして、治療としても効果が高いと感じています。 肩の痛みの原因別治療法 肩の痛みの原因への迫り方をここまでで解説いたしました。 原因がある程度特定できたという段階では、いよいよどう治療していくか?ということが気になりますね。 四十肩・五十肩・凍結肩 まずは最も多いであろう 四十肩・五十肩です。 四十肩・五十肩は 肩関節周囲炎・凍結肩・癒着性関節包炎など様々な名前があって、どれも正解ですが、どれも不正確というような印象の名前です。 様々な原因で肩の周囲に炎症が起こり (肩関節周囲炎)、その防御反応として炎症が広がったり、関節包が分厚くなったり、癒着するなど (癒着性関節包炎)して、最終的には凍ったように肩が上がらない、回らないという状態に至る (凍結肩)のが典型的な流れです。 そこでシンプルな考え方として、• 炎症が強い時期は無理に動かさず炎症を抑える治療を中心に• 拘縮(カタい状態)が強い時期はリハビリや手術(受動術)などを中心に という治療を行います。 炎症を抑える治療というのは消炎鎮痛剤の内服や湿布などの外用剤であったり、また、炎症を強く抑えるステロイド剤やヒアルロン酸を注射する方法が一般的です。 リハビリテーションは肩の可動域訓練と言って、動かせる範囲を少しずつでも広げていくことを行います。 癒着してカタくなった関節包を徐々に徐々にほぐしていくようなイメージです。 これは全身麻酔で4日から2週間くらいの入院が必要ですが、効果が高い方法です。 上腕二頭筋長頭腱炎 上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)というのは力こぶの筋肉ですが、そのうち「長頭(ちょうとう)」というスジは肩の関節の中に入っています。 この 上腕二頭筋長頭腱は肩の動きの中で徐々に擦れて炎症を起こし、傷んできてしまうことがあります。 最終的には切れてしまうこともありますが、切れてしまうと痛みが引くという現象も少なくありません。 実際、しつこい上腕二頭筋長頭腱炎の治療として上腕二頭筋長頭腱を根本で切離(切り離す)してしまう治療があり、長頭腱の痛みに対しては効果が高い治療法です。 ただ、いきなり手術で切るというよりは、長頭腱に注射をしたり、内服、外用剤を処方したりと、まず炎症を抑える方法を試すのが一般的です。 腱板損傷(腱板断裂) 腱板損傷(腱板断裂)は肩の大切なインナーマッスルの腱が切れてしまうという重大な状態ですが、多くの人が思っている以上に頻度が高い病態です。 そして、腱板損傷の多くは自然治癒よりも徐々に重症化していく傾向があるので手術を行うことも多くなっています。 詳しくはこちらの記事を御覧ください。 石灰性腱炎 石灰性腱炎、もしくは 石灰沈着性腱板炎という名前の病態があります。 これは腱、特に肩の腱板にカルシウムの結晶(石灰)が付着してしまい、それに対する異物反応の炎症や、石灰がこすれること(インピンジメントと言います)による炎症によって痛みが生じます。 特に異物反応の炎症は激しく、夜間の救急外来をびっくりして受診されるくらいの 激痛になることも少なくありません。 この石灰の多くはレントゲンで指摘でき、その石灰による周囲の炎症が痛みの原因とすれば、 まずはその周囲にステロイドの注射をすることが一番効果があります。 ここでうまくピンポイントに注射できれば、痛みは速やかに改善します。 しかし、石灰が残ってしまうと、物理的に石灰があり、肩を動かすたびにカタい石灰が他の部位とこすれて(インピンジメント)、炎症を繰り返すということもあります。 その場合には当院では 関節鏡手術で石灰を削り出す手術を行っています。 肩の脱臼・不安定症 肩の脱臼や脱臼までいかなくても不安定性による痛みが出ることがあります。 肩の脱臼は繰り返してしまう、癖になってしまうことが多いので、 脱臼を繰り返す場合は再脱臼を防ぐための手術を関節鏡手術として行うことが多いです。 また、不安定性による痛みの場合はまず インナーマッスルのトレーニングなど安定化させるリハビリをした上で、それでも症状が残ってしまう場合は、 安定化させる手術を行います。 脱臼グセを治すのも不安定性を安定化させるのも、 基本は関節唇(かんせつしん)という軟骨を縫い付ける手術(関節鏡下関節唇形成術、バンカート手術)を行います。 肩鎖関節炎・肩鎖関節脱臼 肩鎖関節の問題は肩鎖関節に炎症が起こってしまう 肩鎖関節炎、肩鎖関節の軟骨がすり減ってしまう 変形性肩鎖関節症、肩鎖関節部分の外傷である 肩鎖関節脱臼や 鎖骨遠位端骨折などがあります。 まず肩鎖関節炎や変形性肩鎖関節症の場合は肩鎖関節の 炎症を抑えることをまず試みます。 内服や外用剤の処方もそうですが、肩鎖関節にステロイド薬を注射する治療が効果的であることが多いです。 これらの炎症を抑える治療をしても、結局痛みが残る、繰り返すという場合によく行うのが 鎖骨遠位端切除(さこつえんいたんせつじょ)という手術です。 これは 鎖骨の先端を軟骨ごと切除してしまう(1cm前後)方法です。 これを関節鏡を使って行います。 関節が炎症の原因なら、その関節を取ってしまえばいい・・・というと乱暴に聞こえますが、肩鎖関節は体重を支える関節でもなければ、複雑な形をした軟骨が向かい合った複雑な動きをする関節でもないので、この治療が有効になります。 外傷である肩鎖関節脱臼や鎖骨遠位端骨折というものに対しても手術が必要な中等症や重症なものに対して関節鏡を使った手術を行っています。 肩こり・頸肩腕症候群 肩こりは首から肩にかけて、もしくは首から背中にかけての痛みとして自覚することが多く、肩関節を動かしてもそんなに痛くないが、首を動かすと痛いとか、動かしては痛くないけど、ずーんと重くて、マッサージが特に気持ちよいというのが典型的な症状です。 これまで解説してきた肩関節の痛みの原因とは性質が違うかと思います。 この肩こりは、要は首から肩、背中周りの筋肉の緊張状態が引き起こしていると考えられていて、この緊張は伝搬していくので頭痛を引き起こしたり、腕や手の痛みにまで拡がったり (頸肩腕症候群)します。 この治療は緊張を緩めていくことが中心なので、 クリニックでの筋弛緩薬の処方や物理療法(電気治療、牽引療法、マッサージなど)が中心となります。 どうしてもしつこい症状や腕のしびれなどがある場合は頚椎のヘルニアなど神経障害が隠れていることもあるのでMRIで精密検査することもあります。 ストレッチが効果的な肩の痛みは? 肩の痛みに対してどのような ストレッチをしたらいいですか?というご質問をいただくことがあります。 まず原因毎に必要なストレッチが違うこともありますが、そもそもストレッチ自体が有効かどうかということも考える必要があります。 例えば、肩の腱板断裂に対してストレッチをすることで腱板断裂部の修復が促進されるかと言えば、当然、そんなことはないわけですね。 そういう意味では腱板断裂にストレッチは効果的ではないということが言えるかもしれません。 しかし、肩甲骨が十分に動かないために腱板断裂の症状が強く出たり、術後のリハビリが遅れたりということもあるので、肩甲骨周囲の筋肉を大きく動かすようなストレッチは効果的です。 この肩甲骨のストレッチは基本のストレッチとして多くのケースで有効です。 また、肩こり、頸肩腕症候群に対して首周り、背中周り、肩甲骨周りの筋肉をリラックスしながら伸ばしてあげるようなストレッチは有効です。 ここで注意は張っている筋肉を無理矢理伸ばそうと、 力ずくで伸ばそうとしないことです。 気持ちいい程度に伸ばすことでリラックスが維持できて、筋肉の緊張が改善していくことを狙います。 四十肩・五十肩は炎症が強い時期は肩甲骨周囲筋のストレッチのみにしておくべきです。 そうでないと、痛みが増して炎症が長引いてしまうだけです。 ただ、炎症が落ち着いてきたら肩関節のストレッチをしっかりやってカタくならないようにするは効果的です。 まとめ このページでは肩の痛みの原因にはどんなものがあり、その原因はどのように特定していくのか、どのように治療していくのかということを解説いたしました。 一口に四十肩、腱板損傷などと言っても、1人1人状態が違いますので、本当に原因がそれでいいのか、治療法はどれを選択すべきなのか?ということも1人1人変わってきます。 そのため、実際にお話を伺い、診察をし、検査をし、治療をしていく中でベストを探っていくことが必要です。 もしお困りの場合はお時間を作って受診いただければと思います。 参考ホームページ.

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