キニーネ。 キニーネとは (キニーネとは) [単語記事]

近代のくすり創り|からだとくすりのはなし|中外製薬

キニーネ

「Getty Images」より 僕は今、南アフリカで仕事をしているのですが、こちらでも新コロナウイルス感染症が大きな話題になっています。 クラシックコンサート会場も多くの方々が集まる閉鎖空間なので、日本ではキャンセルを余儀なくされているケースも出始め、ポップス音楽も含めた音楽産業への影響も大きくなってきています。 WHO(世界保健機関)を中心とした研究開発チームが、新型コロナウイルスの治療法として抗エイズウイルス(HIV)薬などを組み合わせた2種類の臨床試験を行っており、その暫定結果が3週間以内に判明すると発表しました。 治療薬の開発が待たれますが、すぐ手に入る既存の薬が特効薬として使用できれば、これほど良いことはありません。 いずれにしても、早く終結してほしいと願っています。 感染症に対する特効薬と聞いて頭に思い浮かべるのは、ジントニックというカクテルです。 蒸留酒のジンと清涼飲料水のトニック・ウォーターを混ぜただけのもので、僕も夏の暑い盛りなどに、よく自分でつくって飲みます。 今、はやりのウイスキー・ ハイボールのように、誰でも簡単につくることができ、そこにレモンを入れても最高です。 これは、 イギリスならではのカクテルです。 11世紀にイタリアの修道士によってつくられたジンが大量に飲み始められたのは、18世紀のイギリス・ロンドンで、産業革命の頃です。 職を求めて集まってきた大量の労働者により形成されていたスラム街で飲み始められました。 労働組合もなかった時代で、劣悪な環境で働きに働かされた労働者の楽しみといえば、仕事帰りの一杯ぐらい。 しかし、重労働で得られる給料はとても低いためビールすら買うお金はなく、安くてすぐに酔うことができるジンを飲みにパブに繰り出しました。 花婿がジンを飲んでいると聞いた花嫁の両親が、婚約を解消することもあったといわれています。 今でも、ロンドンのそのあたりには古いパブ風居酒屋が多くあり、むしろ歴史を感じる観光地としてにぎわっています。 そんなジントニックですが、同じ銘柄を揃えても、日本で飲むのと英国で飲むのとでは味わいが違うことを不思議に思っていました。 実は、海外のトニック・ウォーターには「キニーネ」という薬品が入っており、それが独特の苦みを出しています。 日本では、キニーネ自体は食品に添加できないのですが、キニーネを主成分とする「キナ抽出物」としてなら添加できます。 しかし、残念ながらコスト上の問題で、キニーネではなく、別の物で代用されているものがほとんどなのです。 「やすお、トニック・ウォーターの瓶に、キニーネが入っていると印刷されているだろう。 このキニーネはマラリアの治療に効果があるとされていて、イギリス植民地時代のインドでは、労働者はマラリアを恐れてトニック・ウォーターをどんどん飲んでいたんだよ」 こう教えてくれたのは、友人のケンブリッジ大学出のイギリス人医学博士です。 実際に、キニーネの入ったトニック・ウォーターは、熱帯地方の英国植民地でマラリア原虫に毒性を示す特効薬として飲まれており、ベトナム戦争当時のアメリカ軍の野戦病院でも、キニーネはマラリアの薬として使われていたのです。 マラリアは、マラリア原虫をもった蚊に刺されることで感染する病気です。 日本では、1960年代に根絶されたとなっていますが、今でも1年間に世界中で2億5000万人が感染し、80万人以上が死亡している怖い病気です。 1週間から、時には1カ月近くの潜伏期間を経て、高熱に襲われます。

次の

見た目は綺麗♡オーロラドリンクの成分「キニーネ」が危険!?

キニーネ

UpToDate Contents 全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe. antimalarial drugs an overview• symptom based management of amyotrophic lateral sclerosis• drug induced thrombotic microangiopathy• muscle cramps in dialysis patients Related Links• ファイザー株式会社がご提供するエスタブリッシュ医薬品に関する情報ページです。 医療関係者の方に 抗マラリア剤 塩酸キニーネ「ホエイ」(一般名 キニーネ塩酸塩水和物)がご提供する付加価値をご紹介します。 キニーネ塩酸塩水和物の製品情報 アルプス薬品工業株式会社 アルプス薬品工業株式会社 プライバシーポリシー リンク ENGLISH ホーム トピックス 会社案内 アルプスに出来ること 製品情報 お問い合わせ 合成医薬品-医薬中間体 生薬成分... 効能又は効果 マラリア 用法及び用量 キニーネ塩酸塩水和物として、通常、成人1回0. 5gを1日3回経口投与する。 使用上の注意 慎重投与 (次の患者には慎重に投与すること) 肝機能障害のある患者〔肝機能をさらに悪化させるおそれが... Related Pictures Japan Pharmaceutical Reference 薬効分類名• 抗マラリア剤 販売名 塩酸キニーネ「ホエイ」 組成 成分・含量(1g中)• 日本薬局方 塩酸キニーネ 1g含有 禁忌• マラリア• 塩酸キニーネとして、通常、成人1回0. 5gを1日3回経口投与する。 慎重投与• 肝機能障害のある患者〔肝機能をさらに悪化させるおそれがある。 〕 重大な副作用 黒水熱: 頻度不明• 黒水熱 発熱、血尿、黄疸、急性腎不全等を伴う血管内溶血 があらわれることが報告されているので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。 黒内障: 頻度不明• 視神経障害による視力低下・羞明・中心暗点・視野狭窄等をともなう黒内障があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。 血小板減少性紫斑病: 頻度不明• 紫斑、出血傾向をともなう血小板減少症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。 無顆粒球症: 頻度不明• 無顆粒球症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止すること。 溶血性尿毒症症候群: 頻度不明• 血小板減少、溶血性貧血、腎不全を主徴とする溶血性尿毒症症候群があらわれることがあるので、定期的に血液検査(血小板、赤血球等 および腎機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 薬効薬理• キニーネは原形質毒でジヒドロキニーネと共にキナアルカロイド中、抗マラリア作用が最も強く、ことに三日熱に対して効果が著しい。 しかしその無性生殖体schizontを撲滅するが有性生殖体gameteには全く効果がなく、胞子体又は前赤芽球内発育期の組織型には致死作用がないので、予防効果はない。 すなわち Plasmodiumが血液中に遊離して存在するときには最も作用しやすく、したがって Plasmodiumが血球を破壊してその幼胞を血液中に注ぐときをねらってキニーネを作用させるのが最も有効である。 有効成分に関する理化学的知見 一般名• 〔日局〕キニーネ塩酸塩水和物(Quinine Hydrochloride) 〔日局別名〕塩酸キニーネ、キニーネ塩酸塩 化学名• C 20H 24N 2O 2・HCl・2H 2O 分子量• 396. 本品は白色の結晶で、においはなく、味は極めて苦い。 本品はエタノール 99. 5 に極めて溶けやすく、酢酸 100 、無水酢酸又はエタノール 95 に溶けやすく、水にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。 また、本品の乾燥物はクロロホルムに溶けやすい。 本品は光によって徐々に褐色になる。 5g、0. 本品1. 0gを新たに煮沸して冷却した水100mLに溶かした液のpHは6. 0〜7. 0である。 抗マラリア薬 「 英 同 関• HCl。 「 英 関 「 英 関 、.

次の

130

キニーネ

苦味を発現する物質の数は非常に多く、その構造は多種多様であります。 アルカロイド(窒素原子を含み、ほとんどの場合塩基性を示す天然由来の有機化合物)としては、ブルシン、ストリキニーネ、キニーネ、ニコチン、カフェイン、テオブロミンなどが知られています。 これらは 非常に低濃度で苦味を呈します。 塩化マグネシウムや硫酸マグネシウムのような無機化合物でも苦味を呈するものもあります。 テルペン類(イソプレンを構成単位とする炭化水素)にも苦味を有するものが多く、柑橘類の代表的な苦味成分である リモネンやホップの苦味成分もテルペン構造を有します。 苦味を有する配糖体も数多く存在し、ゲンチアナから分離されたゲンチオピクリン、センブリより分離されたスウェルチアマリンは、グルコースを有する配糖体です。 L型の疎水性アミノ酸および疎水性アミノ酸を含むペプチドは、苦味を呈し、チーズや大豆食品などに含まれます。 一般に、苦味物質の味覚閾値は非常に低く、苦味物質は疎水性物質であるため、味受容膜の苦味受容サイトに 疎水結合で結合しやすいためと考えれられます。 またキニーネやストリキニーネのように中性で正電荷を有するが多く、味受容膜表面は負の電荷を有するので、 正電荷を有する物質はとくに結合しやすいと考えられます。 テルペンの苦味については、分子内のプロトン供与基とプロトン受容基とが1. 苦味は一般に不快に感じる場合が多く、薬などを飲む際にもオブラートに包む等の工夫がなされています。 食品用にも 苦味のマスキング剤が多数存在しており、ペプチド由来のものや、 リン脂質などが使用されています。 これらマスキング素材のメカニズムとしては、味細胞の味受容膜の疎水性部位へ吸着して、苦味受容サイトを覆うことで、苦味を抑制していると考えられます。 甘味、酸味、塩味物質は親水性物質であるため、受容サイトも親水的であると考えられ、マスキング素材を疎水的にしておくことで、これらの味を抑制せず、苦味のみを選択的に抑制することが可能であると考えられます。 フェニルチオ尿素(PTC)に対する味覚閾値は人によって大きく異なっていることが知られています。 しかし、ほとんどの苦味物質、酸味、塩味及び甘味物質に対しては正常の感受性を示します。 この性質は遺伝的要因で決まるとされています。

次の