リスペリドン。 リスペリドン錠1mg「アメル」

リスペリドン:リスパダール

リスペリドン

心の病気の治療に用います。 作用 【働き-1】 気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。 そのような作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感、緊張感、興奮、混乱、パニック、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状に応用することがあります。 さらに、小児期自閉スペクトラム症(自閉症、アスペルガー症候群等)の易刺激性にも使えるようになりました。 易刺激性の具体的症状として攻撃性や自傷行為があげられます。 たとえば、新しい場面や急な出来事、思い通りにならないとき、悪い記憶の思い出しなどちょっとしたきっかけで機嫌を損ね、かん高い声で訴えたり、怒って物を壊したり、自分の体を強く叩いたりすることがあるのです。 このお薬は、そのような易刺激性をやわらげるのにも有効です。 【働き-2】 心の病気の一つ統合失調症は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。 現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。 幻聴など幻覚、妄想を生じることも多いです。 このお薬は、そのような脳内の情報伝達系の混乱を改善します。 おもな作用は、ドーパミンとセロトニンという2つの神経伝達物質をおさえることです。 2つをおさえることで、統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想、興奮)と陰性症状(無感情、意欲低下、自閉)の両方によい効果を発揮します。 統合失調症はめずらしくなく、100人に1人くらいかかる一般的な病気です。 特別視することはありません。 この薬をはじめ、よい薬がいろいろとあります。 薬物療法を中心に きちんと治療を続ければ、普通の社会生活が送れます。 【薬理】 脳内のドパミン2(D2)受容体を遮断することで、ドーパミン神経系の機能亢進により起こる陽性症状をおさえます。 また、セロトニン2(5-HT2)受容体を遮断することで、ドーパミン神経系の働きがよくなり、陰性症状が改善します。 抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用をあわせもつ新しいタイプの非定型抗精神病薬(第2世代抗精神病薬)です。 抗ドーパミン作用を主とする旧来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系副作用が軽減され、また陽性症状に加え陰性症状に対してもよい効果が期待できます。• 同系のなかでは、とくに陽性症状に対し素早く強力な作用を示す点が特徴的です。 比較的安全性が高いものの、他の同類薬と比べ ホルモン関連の副作用(高プロラクチン血症、生理不順、乳汁分泌、女性化乳房)がやや多いようです。• 便利な製剤がいろいろと開発されています。 通常の錠剤や細粒剤のほかに、水なしで飲める口腔内崩壊錠(OD錠)、口あたりのよい水薬、さらには2週間に1回で済む注射薬もあります。 患者さんのライフスタイルや好みに応じて使い分けることが可能です。 注意 【診察で】• 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。• 他の薬と相互作用を起こしやすい性質があります。 別に薬を飲んでいる場合は、必ず医師に伝えておきましょう。• 副作用について、ご本人、できたらご家族も含め、よく説明を受けておきましょう。 【注意する人】• 糖尿病のある人は、血糖値の上昇に注意するなど、慎重に用いる必要があります。 糖尿病の既往歴や家族歴、高血糖や肥満などで糖尿病発症リスクの高い人も要注意です。• 肝臓病や腎臓病、パーキンソン病やてんかん、不整脈、低血圧、体が弱っている人、高齢の人、また自分のいのちを絶ちたいという思いが強い人なども、慎重に使用するようにします。• 寝たきり、または手術後などで長時間体を動かせない人、脱水状態の人、あるいは肥満のある人は血栓塞栓症の発現に念のため注意が必要です。• 白内障手術をおこなう場合、事前にこの薬を飲んでいることを眼科医に伝えてください。 術中虹彩緊張低下症候群を起こすおそれがあるためです。• 認知症関連の精神症状に対する適応外使用例において、死亡率が1. 6〜1. 7倍高かったという研究報告があります。 認知症における安易な使用は控えるべきでしょう。 【飲み合わせ・食べ合わせ】 この薬の活性代謝物はパリペリドンと同じなので、パリペリドンとの併用は避ける必要があります。 その他の安定剤との飲み合わせでも、作用が増強したり副作用が出やすくなるかもしれません。 逆に、パーキンソン病の薬では、お互いの作用が弱まる可能性があります。 降圧薬との併用では、めまいや立ちくらみの発現に注意が必要です。 また、アルコールといっしょに飲むと、ふらつきや立ちくらみなどの副作用がでやすくなります。 飲酒はできるだけ控えましょう。 飲み合わせの悪い薬..アドレナリン(ボスミン)(アナフィラキシー救急治療は除く)、パリペリドン(インヴェガ)内用剤。• 飲み合わせに注意..他の安定剤、パロキセチン(パキシル)、パーキンソン病の薬(レボドパ製剤など)、降圧薬、ラニチジン(ザンタック)、カルバマゼピン(テグレトール)、フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)、フェノバルビタール(フェノバール)、リファンピシン(リファジン)、イトラコナゾール(イトリゾール)、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、アルコールなど。 【使用にあたり】• 指示された用法用量どおりに正しくお飲みください。 少量より開始し、効果や副作用に注意しながら段階的に増量していくのが一般的です。 すぐに効果がでなくても、決められた期間、きちんと続けることが大切です。• 口腔内崩壊錠(OD錠)は、舌の上にのせて唾液により崩壊しますので、水なしでも飲めます。 ただし、口の粘膜からは吸収されませんので、唾液もしくは水で確実に飲み込んでください。• 液剤は直接飲んでもよいですし、1回の服用量を水やジュース、汁物に混ぜて飲んでもかまいません。 ただし、お茶(紅茶、烏龍茶、日本茶等)とコーラに混ぜるのは避けてください(効力が落ちる)。 希釈後は速やかに服用してください(保存しないこと)。• のどが異常に渇き、水をガブ飲みしてしまうときは、すぐに受診してください。 血糖値が高くなっているかもしれません。• 脱力感、けん怠感、冷や汗、ふるえ、眠気、もうろうとするなどの症状に注意してください。 血糖値が下がっているかもしれません。• 急に飲むのを中止すると反動で具合が悪くなることがあります。 自分だけの判断で、急に中止したり、飲む量を変えてはいけません。 【検査】 血糖値の測定をおこなうことがあります。 【食生活】• とくに飲みはじめに起立性低血圧(立ちくらみ)を起こしやすいです。 急に立ち上がらないで、ゆっくり動作するようにしましょう。• 眠気がしたり、注意力や反射運動能力が低下することがあります。 車の運転など危険を伴う機械の操作、高所での危険な作業は避けましょう。• 口が乾いて不快なときは、冷たい水で口をすすいだり、小さな氷を口に含むとよいでしょう。• 体重が増えてきたら、食生活を見直してください。 食べすぎに注意し、適度な運動を心がけましょう。 効能 【効能A】 <全製剤> 統合失調症 【効能B】 <錠3mgを除くリスパダール各製剤> 小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性 注意:小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性に本剤を使用する場合は、原則として5歳以上18歳未満の患者に使用すること。 用法 【効能A】 通常、成人はリスペリドンとして1回1mg1日2回より開始し、徐々に増量する。 維持量は通常1日2〜6mgを原則として1日2回に分けて経口服用する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 但し、1日量は12mgを超えないこと。 【効能B】 <体重15kg以上20kg未満の患者> 通常、リスペリドンとして1日1回0. 25mg(0. 25mL)より開始し、4日目より1日0. 5mg(0. 5mL)を1日2回に分けて経口服用する。 症状により適宜増減するが、増量する場合は1週間以上の間隔をあけて1日量として0. 25mg(0. 25mL)ずつ増量する。 但し、1日量は1mg(1mL)を超えないこと。 <体重20kg以上の患者> 通常、リスペリドンとして1日1回0. 5mg(0. 5mL)より開始し、4日目より1日1mg(1mL)を1日2回に分けて経口服用する。 症状により適宜増減するが、増量する場合は1週間以上の間隔をあけて1日量として0. 5mg(0. 5mL)ずつ増量する。 但し、1日量は、体重20kg以上45kg未満の場合は2. 5mg(2. 5mL)、45kg以上の場合は3mg(3mL)を超えないこと。 医師の指示を必ずお守りください。 副作用 比較的多いのは、立ちくらみ、めまい、眠気、口の渇き、便秘、尿が出にくい、動悸、体重増加などです。 とくに飲み始めの強い「立ちくらみ」には十分注意してください。 ホルモン関連(高プロラクチン血症)の副作用として、女性では生理不順や乳汁分泌を起こしたり、男性では乳房が大きくなったりすることがあります。 従来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系の副作用(下記)は少ないのですが、やはり服用量が多くなると、手のふるえ、こわばり、じっとできないといったパーキンソン病のような症状がでやすくなります。 また、長期服用時は「遅発性ジスキネジア」にも注意が必要です。 そのほか、血糖値の変動による昏睡や意識障害の報告があります。 高血糖のサインとしては、のどが異常に渇く、多飲、多尿、頻尿などがあげられます。 逆に低血糖を起こすと、脱力感やけん怠感、冷や汗、ふるえ、眠気などが現れます。 どちらの場合も、すぐに受診してください。 もともと血糖値が高めの人や太りぎみの人は、定期的に血糖値の検査を受けましょう。 めったにありませんが、抗精神病薬には「悪性症候群」という注意を要する副作用があります。 体が硬直して動かなくなり、高熱がでてきたら、すぐに医師に連絡してください。 とくに、高齢の人、体の弱っている人、薬の量を増やしたときなどに出現しやすいものです。 ご家族や周囲の方も注意してください。 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください• 悪性症候群(Syndrome malin)..動かず黙り込む、体の硬直、飲み込めない、急激な体温上昇、発汗、頻脈、ふるえ、精神変調、意識障害。• 遅発性ジスキネジア..頻回なまばたき、口の周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、口をモグモグさせる、舌のふるえ。• 麻痺性イレウス..食欲不振、吐き気、吐く、激しい腹痛、ひどい便秘、お腹がふくれる。• 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 SIADH ..だるい、のどが渇く、頭痛、吐き気、けいれん、意識もうろう、気を失う。• 肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。• 横紋筋融解症..手足のしびれ・こわばり、脱力、筋力低下、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。• 高血糖、糖尿病性昏睡..異常にのどが渇く、多飲、多尿、食欲亢進、多食、脱力感、もうろう、意識がうすれる。• 低血糖..力の抜けた感じ、ふるえ、さむけ、動悸、冷や汗、強い空腹感、頭痛、不安感、吐き気、目のちらつき、イライラ、眠気、ぼんやり。 さらに重くなると、異常な言動、けいれん、昏睡(意識がなくなる)。• 無顆粒球症、白血球減少..発熱、のどの痛み、口内炎、咳、痰、だるい。• 静脈血栓症、肺塞栓症..手足(特にふくらはぎ)の痛み・はれ・むくみ・しびれ、爪の色が紫、突然の息切れ・息苦しい、深呼吸で胸が痛い、急な視力低下、視野が欠ける、目が痛む。• 持続勃起症..不相応な続勃が長く続く。 【その他】• 錐体外路症状..指や手足のふるえ、体のこわばり・つっぱり、ひきつけ、体が勝手に動く、じっとできない、そわそわ感、動作がにぶい、無表情、よだれが多い、目の異常運動(正面を向かない、上転)、舌のもつれ、うまく歩けない。• 眠気、頭痛、めまい、立ちくらみ• けいれん、興奮• 吐き気、食欲不振、食欲亢進、よだれ• 口が渇く、便秘、尿が出にくい、かすみ目、鼻づまり• 血圧低下、動悸、不整脈• 高プロラクチン血症、生理不順、乳房痛、乳汁分泌、女性化乳房、射精障害• 術中虹彩緊張低下症候群• いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。 まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。

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リスパダールの効果と特徴

リスペリドン

リスペリドン内用液の味や効果は?副作用も リスペリドン内用液とは、0. 5mg、1mg、2mg、3mgの4種類が販売されており、独特の苦みがあり、味が苦いグレープフルーツのような感じなんですが、小さく包装されていて使いやすい薬です。 そして、リスペリドン内用液はリスペリドン錠と同じように統合失調症やADHD(注意欠陥・多動性障害)などのような症状の患者に対して、興奮や不安を鎮める目的で処方されているのですが、リスペリドン内用液の方が効き目が出るまでが早いので、錠剤の時のように、飲んで効果が現れる前に突発的に不安などが現れるといった不安がありません。 そうしたリスペリドン内用液の効果時間は血中濃度の変化を見てみると分かり、リスペリドン内容液は最高血中濃度までの到達時間が0. 81~2. 67時間、濃度が半減するまでの半減期は3. 57~20. 91時間、一方、リスペリドン錠は最高血中濃度までの到達時間が1. 13~3. 27時間、半減期が3. 91~21. 69時間となっています。 つまり、リスペリドン内用液の方が多少は効果が早く感じられるのですが、半減期が短い分、持続時間の点ではリスペリドン錠の方が長く、そうはいっても、効果や副作用に差が現れるほどの違いではないそうです。 なので、処方される際には、より早く効き目を感じた方が良く、発作が頻繁に起きている方にリスペリドン内用液が処方されることが多いようですね。 ちなみに、リスペリドン錠の効果や副作用について詳しく知りたい方は、こちらの記事を合わせてチェックしてみてくださいね。 (関連記事:) そして、リスペリドン内用液の副作用はリスペリドン錠と同じで、眠気を妨げる可能性があるので、過剰摂取などには注意が必要です。 それから、リスペリドン内用液は高血糖や糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡といった危険な症状が報告されているので、糖尿病の患者さんは使用を控えた方が良いでしょう。 ただ、リスペリドン内用液の副作用として眠気を妨げることがあるので、緑茶やコーラ、コーヒーなど、カフェインを多く含む飲み物と混ぜたり併用するのは避けるようにしましょう。 それから、リスペリドン内用液は症状によって用法や用量が異なるので、初回は必ず医師に診断してもらい、処方してもらってそれに従うようにしてください。 まとめ いかがでしたでしょうか? 今回は、リスペリドン内用液の味や効果と副作用、また、飲み方の注意点などについても詳しくお伝えしました。 リスペリドン内用液はグレープフルーツのような独特の苦みのある液剤でしたが、効果は錠剤タイプと変わらず統合失調症やADHDの患者さんに対して有効で、より即効性が高いので突発的な不安症状が起こりやすい方に向いているのでしたね。 そして、副作用には眠気を妨げる作用があるので、カフェインを多く含む飲み物との併用は避けた方が良く、苦みを抑えるために味噌汁に入れたり、ジュースに混ぜて飲むなどの工夫はOKなので、使いやすい方法を見つけてみると良いのでした。 それから、内用液に関しては医師の処方が必要な薬ですが、錠剤タイプなら個人輸入代行で海外製品を購入することができるので、気になる方はリスペリドン錠の記事もチェックしてみてくださいね! (関連記事:) スポンサーリンク.

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リスパダール(リスペリドン)の作用機序と副作用

リスペリドン

1.薬の半減期とは? 薬を飲んでから血中濃度が半分になるまでの時間のことです。 薬を飲み始めると、直後は血中濃度がどんどんと上がっていきます。 薬の吸収がおわると、薬は代謝されて身体から出ていきますので、少しずつ血中濃度が減少していきます。 身体が薬を代謝できるスピードは決まっていますので、どれくらいの量であっても一定のスピードで身体から抜けていきます。 このため、薬の量が半分になるまでにかかる時間は、内服量にかかわらず一定になります。 薬の効き方を考えるにあたって、もう1つのポイントがあります。 最高血中濃度到達時間(Tmax)です。 これは文字通りで、血中濃度がピークに達するまでの時間です。 効果がでるまでのスピードに関係しています。 Tmaxが短いほど、薬の効果がすぐに表れることを意味しています。 2.リスペリドンの効果時間と使い方 リスペリドンは、最高血中濃度到達時間が1. 1~3. 3時間、半減期が4~21時間の非定型抗精神病薬です。 外来では1~2mgから、入院では3~4mgから使われることが多いです。 最大12mgまで使えます。 リスペリドンを服用すると、1. 1時間で血中濃度がピークになります。 リスペリドンはそこから少しずつ身体からお薬が抜けていきます。 4時間ほどで血中濃度が半分になります。 この血中濃度がピークになるまでの時間を「最高血中濃度到達時間」、血中濃度が半分になるまでを「半減期」といいます。 リスペリドンは体内で分解されて、パリペリドン(9-ヒドロキシリスペリドン)に変化します。 このパリペリドンにも効果があるので、活性代謝産物と呼ばれています。 これだけを取り出したものがインヴェガというお薬となっています。 パリペリドンはリスペリドンとほぼ同等の効果があり、リスペリドンの効果の中心はパリペリドンにあります。 活性代謝産物のパリペリドンは、最高血中濃度が3. 3時間、半減期が21時間となっています。 このため、リスペリドンでは、「最高血中濃度到達時間時間1. 1~3. 3・半減期4~21時間」といえます。 このため、1日1回の服用でも効果は期待できるお薬です。 実際には副作用を避けるために、1日2~3回に分けて服用することが多いです。 外来では1~2mgから、入院では3~4mgから使われることが多いです。 6mgを超えてくると錐体外路症状が増えてきますので、アキネトンなどの予防薬を併用することも多いです。 最大12mgまで使えるお薬です。 小児に対しては、体重によってリスペリドンの用量がわかれています。 体重15~20kgの患者さんでは、0. 25mgから開始して1mgまでとなっています。 体重20kg以上の患者さんでは、0. 5mgから開始していきます。 体重45kg未満では2. 5mgまで、体重45kg以上では3mgまでとなっています。 高齢者でも薬が身体に残りやすいので、小児と同じように少量から使っていきます。 リスペリドンの効果について知りたい方は、 をお読みください。 3.抗精神病薬の半減期と作用時間の比較 リスペリドン自体の半減期は短いですが、活性代謝産物の半減期は長いです。 このため、1日1~3回での服用で効果が持続します。 抗精神病薬の半減期を比較してみましょう。 抗精神病薬の半減期をみることで、それぞれの薬の作用時間や効き方がある程度わかります。 半減期の長いジプレキサやエビリファイでは、1日1回の服用でも十分に効果が持続します。 半減期の短いルーランやセロクエルでは、1日に2~3回の服用が必要になります。 ロナセンやリスペリドンでも1日2~3回の服用となることが多いですが、どちらも1日1回でも効果が持続します。 ロナセンでは、反復投与によって半減期が60時間以上に延びていきます。 リスペリドンでは、活性代謝産物が長く残って作用します。 薬を服用する人によっても、分解のしやすさには違いがあります。 ですから、半減期だけではわからないこともあるのですが、薬の作用を考えていく目安になります。 抗精神病薬は、しっかりと飲み続けていくことが大切なお薬です。 患者さんが実際に服用できなければ何の意味もありません。 効果や副作用の特徴はもちろん大切ですが、服用のしやすさも意識しながらお薬を選んでいきます。 まとめ 半減期とは、薬を飲んでから血中濃度が半分になるまでの時間のことです。 リスペリドンは、最高血中濃度到達時間が1. 1~3. 3時間、半減期が4~21時間の非定型抗精神病薬です。 外来では1~2mgから、入院では3~4mgから使われることが多いです。 最大12mgまで使えます。 リスペリドン自体の半減期は短いですが、活性代謝産物の半減期は長いです。 このため、1日1~3回での服用で効果が持続します。

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